ママさんプロテニスプレーヤーが華麗に変身
今回、変身企画に登場してもらったのは、ママさんプロテニスプレーヤーの西村佳奈美選手。テニスは屋外スポーツであり、髪は強い紫外線を浴びて傷みがち。そして小さな子供がいるため、十分なケアもできない。実際にプレーをする時にはサンバイザーをつけることが多いので、それにもフィットするというのが、理想の髪型です。まずはカウンセリングで髪の状態をチェック。プレー中に髪が邪魔にならないこと。一方でママとはいえまだ22歳。普段は可愛くいられるようにというのもポイント。
いよいよ“神の手”によるカットを開始。見るからに傷んでいた髪が、川島氏のドライカットによって、見る見るうちにサラサラになっていくのがわかります。
「左手で髪をつまんで切るんですけど、その時に根元から傷んでいるところがわかるので、そこを間引いていきます。傷んでいるから根元が膨張して、Aラインがぼわっとした感じだったのですが、中と上に隙間を開けて立体交差させることで、頭の丸みに沿ってレイヤーを入れました」(川島)
「相当傷んでいたはずなんですけど、くしがすっと通るようになったし、細かく傷んでいるところだけをカットして、だんだん軽くなっていくのがわかりました」(西村)
ブラウン系の少し明るい色とブラックでアッシュ系のカラーを入れて完成! まずは普通の状態の仕上がりを最初のBeforeの一枚と改めて比べてみましょう。
見事な変身です。西村選手もこれには大満足の様子。
「いつもは面倒くさいから一つに結んで終わりなんですけど、このスタイルをキープできるなら普段は髪をおろしていたいですね」(西村)
「ママであり、旦那さんとデートをすることもあるでしょうから、その時は縛らずにダウンしておいても決まるようにカットしました」(川島)
100パーセントの再現力が魅力のドライカットにより、プライベート時は問題なし。では、テニスをプレーする時はどうなのか? 実際にウェアを着てサンバイザーをつけて、プレー時のスタイルになってもらいました。
いい感じです。戦闘体勢が整ったみたいです。
「レイヤーを入れると短くなるので、ポニーテールとかで縛ると髪が落ちてくるかなと思ったんですけど、あのサンバイザーは優れものなので落ちない。最初にかぶってもらってそれがわかったので、レイヤーを入れることができました」(川島)
「川島さんの技術にビックリしました。テニスをやっても髪の心配がいらなくなったので、大満足です」
というわけで、アスリート変身企画は大成功!
普段はオシャレに可愛く、試合時はカッコよく、見事に変身し、これから本格復帰を果たす西村選手の今後に期待です。
1996年1月24日、大阪府出身。幼少時からテニスを始め、2010年にジュニア世界一を決める大会「Petits As」で優勝しアジア人初のJr.世界一になり、同年4月22日 史上最年少(14歳3ヶ月)にて日本テニス協会認定プロ選手となった。
https://www.kanami.love/
美容室の情報はこちらをチェック→http://ur-hairmake.com/
取材&文/佐久間一彦 撮影/山中順子