注目のボディビル・フィットネス大会のポイントやみどころを、観戦マスターのちびめがが語るこのシリーズ。今回は、10月7日(日)に行われた「第64回男子日本ボディビル選手権大会」で気になった選手をご紹介!
男子ボディビルの1次ピックで目をひいたのは、リラックスポーズの時から仕上がりのよさが目立っていた18番の加藤桂選手でした。結果は残念ながら2次ピック敗退でしたが、全日本初挑戦で1次通過はスゴいと思いました。
大会に先立って発表される出場者リストを見て楽しみにしていたのが、2016年全日本選手権11位の佐藤茂男選手と、今年の日本クラス別で脅威の絞りを見せた小松慎吾選手が隣同士で並ぶことでした。
元々ぶっとい脚の持ち主の小松選手ですが、その小松選手がバリバリに仕上げた脚は、脚男の異名を持つ佐藤選手と並んだらどう見えるのだろうか?と楽しみにしておりました。両選手とも見事な脚の太さとカットで1次ピックを通過して2次ピックに進んだのですが、この佐藤選手と小松選手に 2017年全日本選手権8位の山口裕選手が加わり、ファイナリストになれるか否かの同点審査が行われました。これはもう甲乙付けがたく、私には選べなかったです。。。
一方、女子ですが、今年の日本クラス別での橋木明子選手がバルクアップしているように見え、背の高い選手が上位を占めている全日本において橋木選手がどのように見えるかとても楽しみにしておりました。サイドポーズの脚のカットがきれいに出ており、とても良い仕上がりでした。昨年の7位から3位へと順位を上げる結果となりました。
また、全日本大会では午前中に、高校生大会とジュニア大会(23歳以下)が行われました。こちらも毎年楽しみにしているのですが、今年は脅威でした・・・。本当にジュニア??と疑いたくなるような筋量とポージングの上手さでした。今後の活躍が楽しみでしょうがありません!
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文・写真/ちびめが