【ちびめがメガネ】相澤隼人が史上初の快挙達成!全日本学生選手権2018の模様をレポート。




注目のボディビル・フィットネス大会のポイントやみどころを、観戦マスターのちびめがが語るこのシリーズ。今回は、10月21日(日)に行われた「第53回全日本学生ボディビル選手権大会」の模様をレポート!

今回の全日本学生ボディビル選手権での注目は、なんといっても相澤隼人選手(日本体育大学1年)と泉風雅選手(早稲田大学3年)の頂上決戦!!

・・・・・・なのですが、フリーの名手である外山寛大選手(学習院大学4年)が今年で大学を卒業してしまうため、どうしても外山選手のフリーを見納めしたく、予選は外山選手に注目しておりました。予選ピックで2回ほど呼ばれていたのでドキドキしていましたが、無事に予選通過。関東学生ボディビル選手権とは異なる曲で期待以上のフリーをやりきって会場を沸かせてくれました。

外山寛大選手

そして、やはり気になる大会結果。
結果は速報で伝えたとおり、相澤選手が優勝。なんと部門賞を総なめしての優勝でした。臼井審査委員長が学生選手権の審査に携わってきた中では部門賞総なめは初だそうです。

相澤選手に聞いたところ、1週間前の関東学生選手権よりも500gほど絞って仕上げたとのことで、この500gが関東学生選手権では逃した腹部門の獲得につながったのかなぁと推察しました。

相澤隼人選手

相澤隼人【注目ルーキーの覚悟①】 2017年日本ジュニアボディビル選手権大会優勝者

2位の泉選手も、全日本学生選手権では関東学生選手権よりも仕上がりが良く、1週間の努力がうかがえました。そして、茶目っ気たっぷりのフリーで、観客の心を掴んでいました。

泉風雅選手

今年の全日本学生選手権では、テレビクルーが沢山入っていて、ボディビルの人気が上昇していることも体感できました。この学生選手権が終わってしまうと国内のボディビル大会もほぼ終了となるため、毎年寂しさを感じます。選手皆様の来年のご活躍を期待しています!

★大会の結果詳細は→こちら

泉風雅【静かなる闘志の行方③】2017年全日本学生ボディビル選手権大会優勝者

文・写真/ちびめが