やっぱサラダチキンはこれでしょ【編集部員コラム「気まぐれVITUP!」】by副編集長:木村




VITUP!副編集長の木村です。
先日まで続いた「サラダチキン王決定戦」、いかがだったでしょうか。みなさん、クリスマスにチキンを食べましたか? 自分は某大会取材のため帰宅したのは23時前。いつもご用達のイオンにギリギリ飛び込んだらもうそこには「賀正」の文字とおもちの山、すでにお着換え中の店内でした。そんな片隅に半額以下になったローストチキンを買い漁って食ってやりましたよ。

そんな話はさておき。この「サラダチキン王決定戦」、個人的に納得いかないことがありましてですね……。

セブンイレブン、ナチュラルローソン、ローソン、ファミリーマート何でこのコンビニ4店舗のサラダチキンなんだ!?と思った読者の方も多いはず。自分もそうです。
(まぁ会社の近くにあるコンビニってだけなのです)

見事優勝したセブンイレブンのスモーク、確かにおいしかった。自分もほぼ満点をつけました。でも……自分がいつも食べているサラダチキンがノミネートされてない。

それは、イオンのTOPVALUブランドのサラダチキン!

なので、誠に勝手で恐縮ではありますがTOPVALUのサラダチキン3種から王を選んでいこうじゃないですか。

1.スモーク

見てください、このプリっとした感じ。色、つや。断面も見てもらえばわかると思いますが、ギュっと身が引き締まってるのがいい。「サラダチキン王決定戦」で優勝したセブンイレブンのものは皮がパリっとしたような感じでしたが、TOPVALUのはそこまで。その一方で、身の中まで「スモークの味」がします。スモークの味ってなんやねんって言われると自分のボキャブラリーでは表現しきれないのですが、とにかくしっかりと味があります。うまい。

2.国産バジル

パッケージを開けた途端、バジルのいい香り!いわゆる“まわりに味をつけた系”のは外は味がついてるけど中はプレーンのままということもあり、割と味が濃い目についてリピートして食べるのは難しい……という気がしていたのですが、このバジルは程よく味がついていて、肉も中まで味があるのでちょうどいい。
以前に「インド人は鼻でカレーを食べる」というたとえ話を聞いたことがあって、要は「香りが大切だよ!」ってことなのですが、このバジルのチキンもまさに鼻で食べられますね。

3.国産丸大豆醤油

見た目はプレーン、中身は醤油。
つゆだくで、周りがちょっとぶよぶよしてはいるものの、瑞々しくてしっとり、なのにプリっとしていて味もある。醤油っていうほど醤油ではなく、プレーンにほんのり味を足した感じで、「プレーンです」って言われてもそのまま「味があっておいしいプレーン」だと思って食べれちゃいそう。はい、これが優勝です。セブンのスモーク越えました。

ちなみにTOPVALUのプレーンもあるのですが、これは本当にプレーン中のプレーン。プレーンの味がしないプレーン。純粋なプレーン。これをプレーンって言うんでしょうね。たぶんサラダにして食べるのが正しいんだと思います。今回紹介した3種はどれも1本食いいけますね。でも、醤油はぴろぴろ式なのにつゆだくなのでちょっと危険。昨日早朝のガラガラの電車の中で食べて汁を服にぶちまけたのは内緒です。

なお、一つ大切なことを……。TOPVALUのサラダチキンは、税込300円とコンビニのものに比べるときも~ちお高め。そのぶん、肉質がいいのかなって気はしますね。ポテンシャルが高い。肉自体に旨みがしっかりあるぶん、どれを食べてもおいしいなという感じでした。

ということで、たぶん2018年最後の「気まぐれVITUP!」は1年を振り返るわけでもなくただただサラダチキンを食べて終わりましたが、まぁ気まぐれですから。今後も、ふとした時にお楽しみいただければと思います。

木村雄大(きむら・ゆうた)
1986年11月20日、愛知県出身。千葉県鎌ケ谷市で学生時代を過ごし、柏南高校を経て獨協大学へ。IT企業に就職後、2015年4月にライトハウスに入社。スポーツの書籍の編集、エンタメ誌の記事執筆などを行う。
Twitter→@Caesar17_yk