あの楽しかった「まくら投げ」をスポーツ化した人たち




誰もが修学旅行などで経験したことのある「まくら投げ」。
それが競技化として確立され、毎年「日本一」が決まっていることを知っていますか?

静岡県伊東市で開催される「全日本まくら投げ大会」は、なんと今年で7回目。ユニークなルールで修学旅行の思い出を再現し、会場は毎回熱気に包まれています。
全国から寄せられた応募の中から選ばれたチームが参加。大会公式の「まくら投げ専用枕」を使い、優勝を目指して戦います。

専用枕は、競技に集中できるよう「投げやすく、当たっても痛くない、そして目立つ」が特徴。普通の枕よりも強度が高く、スピードと飛距離が出るよう重さが調整され、なおかつ当たっても痛くない柔らかく弾力のあるラテックス素材を中素材に使用。照度の低い会場でもよく見えるよう鮮やかにデザインされています。大会が広く認知されるようになった今日では、練習用に購入する人も増えているとか。

試合は布団に寝ているところからスタート。まくらを当てられた選手は、一度布団に戻って「寝たフリ」をしなければいけません。「大将」にまくらが当たったら、そのセットは終了。他にも特徴的なルールがあり、「リベロ」と呼ばれる選手は布団を使って防御することが可能。また、「先生が来たぞォ~!」とコールすると、相手陣地にあるまくらを回収することができます。

過去大会の様子。使用されている公式枕は旧デザインの枕

一般の部の予選はリーグ戦形式で争われ、2日目は決勝トーナメント(子どもの部もあります)。優勝チームには賞金やトロフィも授与されます。
青春時代に戻り、夢中になってまくらを投げてみたいですね。興味のある人は下記サイトをチェックしてみてください。

【 第7回全日本まくら投げ大会in伊東温泉】
■開催場所:静岡県伊東市(伊東市民体育センター:静岡県伊東市玖須美元和田716-115)
■開催日時:2019年2月23日(土)・24日(日)
■WEBサイト:http://itospa.com/makuranage/
※今回の募集は終了しています。