陸上自衛隊と航空自衛隊の各部隊には、朝礼や朝礼後に行なわれている「自衛隊体操」と呼ばれる準備体操があるそうです。
その「自衛隊体操」の公式ガイドが発売となります。
『自衛隊体操 公式ガイド』
監修/自衛隊体育学校 協力/陸上自衛隊
「自衛隊体操」の 最大の長所は、 手足を伸ばせるスペースさえあればカラダひとつで、 いつでも本格的なエクササイズができる点。 しかも特別な技術はいらず誰にでも実践可能で、 それでいてたった5分で爽快に汗をかける全身運動です。
「ラジオ体操以上、ウェイトトレーニング未満」の運動強度
「その場駆け足」から始まり「深呼吸」で終わる全21種目、約5分間の体操は全身を極限まで使うため、かなりの運動量があります。今回、自衛隊中央病院協力のもと、自衛隊体操の身体的効果などを検証した結果、想定されるMETs(安静時に比べて何倍のカロリーを消費するかを表す単位)は5・5と算出。この数値は「ラジオ体操以上、ウェイトトレーニング未満」の運動強度で、ラジオ体操第1、第2合わせて約6分で約23kcalを消費するといわれているのに対し、自衛隊体操は約5分で31kcalを消費する計算になります。自衛隊員はもちろん、一般の人々の体力向上、健康維持にも大いに役立つと注目されています。
「自衛隊体育学校推奨。初の公式ガイド」
本書では、自衛隊体操一つひとつの正確な動き、効果、ポイントを自衛隊体育学校監修のもと徹底解説。付属のDVDでは、全21種目の自衛隊体操の一連の流れの映像をはじめ、体育教官によるポイント解説、さらに年齢・性別を問わず誰もが目的別に使える「ショート(時間短縮)」「シェイプアップ」「ストレッチ」の3バージョンを自衛隊体育学校と共同開発。シェイプアップしたい、体を鍛えたい、ラジオ体操では物足りない、カラダの柔軟性を高めたいなど、自分のライフスタイルに合わせたプランづくりを可能にしたそうです。本書とDVD動画を参考に、“日本が誇る最強のエクササイズ”の正しい動きの習得を目指し、その驚くべき効果を実感しましょう。
【監修/自衛隊体育学校】
1961年8月、陸海空自衛隊の共同機関として陸上自衛隊朝霞駐屯地に創設。「自衛隊における体育・格闘指導者の育成」「世界で活躍するアスリートの育成」「自衛隊における体育・格闘に関する調査・研究」を目的として自衛隊の心・技・体の向上と日本のスポーツ振興に寄与し、多くのオリンピック選手を育成してきた。初の参加でもあった東京オリンピック(1964年)ではウエイトリフティングの三宅義信選手、マラソンの円谷幸吉選手がメダルを獲得するなど活躍を見せ、以降、すべてのオリンピックに選手を輩出している。
書名:DVD付き たった5分で凄い効果!『自衛隊体操 公式ガイド』
発売日:2019年10月11日
価格:本体1,300円(税別)
A5判 80ページ DVD付き(収録時間約70分)
ISBN:978-4-06-516912-4
発行:講談社