驚きの運動効果!? 高地環境フィットネスで“時短”トレーニング【佐久間編集長コラム「週刊VITUP!」第92回】

VITUP!読者の皆様、こんにちは。日曜日のひととき、いかがお過ごしでしょうか? 今日から12月。今年も残すところ、あと1カ月となりました。あっという間に時が過ぎていきます。時間がないときは時短トレーニングしたいですよね。

さて、少し前に高地環境トレーニングを体験してきました。11月19日にオープンしたTetraFit white ひばりヶ丘北口店のオープン記念体験会に参加してきたのです。まずは高地環境トレーニングを簡単に説明しておきましょう。

同店に設置されている“高地環境トレーニングルーム”は、特殊な機械により、空気中の酸素濃度を下げることで、高度2500メートル以上の環境が作られています。低酸素空間に入ると体は不足した酸素を補おうと体内の細胞が活性化し、運動効果が上がるため、短時間で大きな運動効果を得られるというわけです。

空気中の酸素濃度は約20パーセントというのが普通で、私たちが日常暮らしている環境の酸素濃度と思ってください。そして“高地環境トレーニングルーム”の中に入ると、酸素濃度は15パーセントまで減少。高度2500メートルと同じ環境だというので、メキシコ空港や富士山の五合目よりも少し高いくらいの標高です。

室内の酸素濃度は15.3パーセント

酸素濃度が下がると苦しいのでは?と思う方も多いことでしょう。しかし、室内に入っても息苦しさはまったく感じません。むしろ空気が澄んでいるような印象すら受けました。苦しく感じないのには秘密があります。主に高山病は低圧・低酸素状態に体が順応できなくなり起こる症状と言われていますが、この“高地環境トレーニングルーム”は、気圧を平地と変えずに低酸素空間を作り上げているため、苦しく感じることがないのです。

まずはTetraFit whiteオリジナルの器具を使用したストレッチに挑戦。こちらは見てお分かりの通り、レッグプレスを改良したもの。蹴り上げるようにしながらモモ裏をストレッチしていきます。

モモの裏をストレッチ

高地環境の影響か、それともストレッチ器具の効果か、柔軟性がアップ。ストレッチ前は前屈してようやく指先が床に着くくらいだったのが、楽々と指の第二関節まで着くようになりました。これを継続していけば失われた柔軟性も戻ってくることでしょう。

ストレッチ前
ストレッチ後

続いてはチェストプレスを改良して作られた肩や胸のストレッチマシン。これは最高に気持ちいいです。長時間のデスクワークで体が凝り固まった後に使用したら、すぐに凝りがほぐれそうな気がします。

バーを持つ位置を変えることで肩、胸をストレッチ

体が温まったところで、自走式のランニングマシンを使用してのウォーキング&ランニング。心拍数と血中酸素濃度をチェックしながら行ないます。通常の心拍数は60~90くらいで、運動時は130~140くらいまで上がることもあります。これくらい心拍数が上がると、ややきついと感じるかもしれません。血中酸素濃度は通常96~99パーセント。私がトレーニングルームに入る前に測ったときは100パーセント満タンでした。

歩いたり、走ったりしながら5分、10分と続けていくと、見る見るうちに心拍数が上昇していきます。酸素濃度が低いため心拍数が上がりやすいのですが、ハイペースで走っているわけでもなく、歩いている時間が長いため、まったくきつさは感じません。きついトレーニングに慣れてきている私は、「これでいいの?」と疑問に感じてしまうくらいでした。

上の数字が心拍数で下の数字が消費カロリー

写真右下のダントツの消費カロリーを誇っているのが私です。心拍数も177。これはもう危険領域、レッドゾーンです。400メートルダッシュした後の心拍数くらいとイメージしてみてください。400メートルを全力で走ったら確実に息が上がって苦しい。同じように心拍数が上がっても、実際は息もそれほど乱れず、逆に物足りなく感じるくらいでした。「30分の有酸素トレーニングで2時間分の運動効果を得られる」の謳い文句の通り、短時間でかなりの運動効果を得ることができると言っていいでしょう。ミトコンドリアが活性化しまくりです。

トレーニング後に血中酸素濃度を測ると、なんと82パーセント。数字的には呼吸困難、酸欠状態です。これは物足りなさを感じていた私がラストスパートで運動強度を上げたことが原因。実際のトレーニング中は5分おきにトレーナーさんがチェックしてくれて、運動強度を調整してくれるのでご心配なく。

100パーセント満タンだった血中酸素濃度が82パーセントに

短時間でかなりの運動効果を上げられる高地環境トレーニング。脂肪燃焼効果が高く、体力的にきつく思いをすることもなく大量のカロリーを消費できるので、ダイエット目的の方にはすごくいいと思います。また、年末年始は何かと多忙なので、時短トレーニングができるというのは、大変ありがたいこと。高地環境トレーニングに興味のある方は、ぜひお近くのTetraFit white 店舗に足を運んでみてください。

 

佐久間一彦(さくま・かずひこ)
1975年8月27日、神奈川県出身。学生時代はレスリング選手として活躍し、全日本大学選手権準優勝などの実績を残す。青山学院大学卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。2007年~2010年まで「週刊プロレス」の編集長を務める。2010年にライトハウスに入社。スポーツジャーナリストとして数多くのプロスポーツ選手、オリンピアンの取材を手がける。