太らないパン、ピザ、お菓子を紹介




読者のみなさんの中にも炭水化物を制限してダイエットを試みている人も多いと思います。しかし、「炭水化物はダメ」と言われると、逆に食べたくなってしまったりするものですよね。

そんなみなさんにオススメの一冊が発売となりました。

『太らない! 糖質オフのパン ピザ お菓子』(小田原雅人/監修)

糖質オフを始めたら、必ずといってもいいほど通る道が、炭水化物の誘惑。ふわふわでおいしそうなパン、ヴィジュアルはもちろん口に入れると至福のお菓子…。
「パンが食べたい」
「お菓子に手がのびそう」
魅力的な誘惑に、負けてしまいそうになることは一度や二度ではない、という声は絶えません。

どうしても食べたいなら、少しだけ糖質をオフする工夫をするのはどうでしょうか。この本では、糖質オフのパン、ピザ、お菓子のレシピを紹介しています。

糖質をぐっとカットしても、おいしさは変わりません。材料は、大豆粉、おから、高野豆腐なので、むしろ、食物繊維やたんぱく質が多いなど、ヘルシー。

そもそも糖質って、何ですか?

体にとって必要な栄養素の一つ

炭水化物(糖質+食物繊維)、脂質、タンパク質は3大栄養素といって、体にとって絶対必要なものです。これらをバランスよくとることが大事ですが、日本人の場合、糖質をとりすぎて肥満になる人が多い傾向にあります。とはいえ、糖質は脳にとって大事な栄養素。むやみに厳しい糖質制限をするのはよくありません。現在、日本人の摂取カロリーの60%ぐらいを糖質が占めると言われています。これを50%ぐらいに下げる、つまり糖質をチョイオフするのが理想的なダイエット法です。

糖質をとると、どうして太るのですか?

使い切れなかった糖が脂肪になる

食事やおやつでとった糖質は血液中でブドウ糖に変わり、全身の臓器や各組織に運ばれエネルギーとして使われます。しかし糖質をとり過ぎると、エネルギーとして消費しきれなかった糖が内臓脂肪や皮下脂肪として体に蓄えられ、太るのです。また糖質を摂ると血糖値(血液の中にある糖の量)が上がり、このときセロトニンなどの脳内物質が分泌され、脳は幸せを感じると言われています。そのため糖質好きな人は、血糖値が下がるとまた糖質を食べたくなるという悪循環に陥り、太るのです。

糖質が多い食べ物は?

糖質が多いのはごはん、パン、うどん、そば、パスタなどのいわゆる主食、いも類、砂糖の入った甘いものなど。たとえばごはんよりパン、パンより砂糖など、粒の細かいもののほうが、たくさん食べてしまいがちなので、より太りやすいと言えます。

【書籍情報】
タイトル:太らない! 糖質オフのパン ピザ お菓子
監修 :小田原雅人
定価:本体1,300 +税
発売日:2019/12/6
電子書籍も発売中

内容
●糖質オフNEWS6
グルテンフリーでパンができるクラウドブレッド
卵は1日1個とは限らない
乳製品は食べても太らない
注目は高野豆腐の粉
腸にもうれしいおからパウダー
牛乳や豆乳を使うと手軽

●PART1 パン
基本のパン、ツナマヨパン、揚げカレーパン、チョコマーブルパンなど

●PART2 ピザ
マルゲリータ、3種のチーズなど

●PART3
いちごのショートケーキ、ブラウニー、プチタルトフルーツなど

監修
小田原雅人
1980年東京大学医学部卒業、同医学部第三内科入局。96年英国オックスフォード大学医学部講師、2000年虎の門病院内分泌代謝科部長、04年東京医科大学内科第三講座主任教授などを経て09年同大学病院副病院長、14年同大学糖尿病・代謝・内分泌・リウマチ・膠原病内科学分野主任教授。