美味しいプロテインが飲みたいのだ【佐久間編集長コラム「週刊VITUP!」第94回】




VITUP!読者の皆様、こんにちは。日曜日のひととき、いかがお過ごしでしょうか?

「勝手にプロテイン王決定戦」でお馴染みのビーレジェンドさんより、新しいプロテインが発売になりました。新作は「ガンダム 連邦の白いヨーグルト風味」と、「ハローキティ ママの作ったアップルパイ風味」です(各1,980円)。

「ガンダム 連邦の白いヨーグルト風味」(右)と「ハローキティ ママの作ったアップルパイ風味」(左)

現在、ビーレジェンドさんでは、「ガンダムvsハローキティ プロジェクト」と題して、どちらのプロテインが美味しいかを決める3本勝負をおこなっています(こちら)。そこで、いつも通り勝手にどちらが美味しいかを決めてしまおうというのが、今回の試み。さっそく飲んでみましょう。

と、その前に、ヨーグルトとアップルパイといえば、どちらも私にとって思い出の味です。部活で過酷な日々を過ごしていた高校時代は、ヨーグルトとアップルパイは欠かせないものでした。基本的に雨の日も雪の日も台風でも試験期間中でも練習があり、平日は3部練習だったため朝練終わりでヤマザキのアップルパイを食べ、午後錬終わりでプレーンヨーグルト(250g)にフルーツを入れて食べるという、ルーティンができていました(減量時を除く)。朝練の疲れをとるために甘いアップルパイが必要で、翌日へのモチベーションを高めるためのマストアイテムがフルーツヨーグルト。アップルパイとヨーグルトで過酷な練習を乗り越えてきたと言っても過言ではありません。

話が逸れましたが、どちらも私が好きな味ということで平等です。さらに条件を同じにするために水は250mlでプロテインは付属の大スプーン一杯とします。開封すると、どちらも甘い香りが漂ってきて、期待が高まります。

まずは、味がある程度予想できるヨーグルト風味から試飲。一口目の口当たりが最高です。これはプロテインというより、単なる美味しいヨーグルトドリンク。想定の範囲内ではあるとはいえ、トレーニング後にゴクゴクいける味わいです。

続いては水で口直しをして、アップルパイ風味を試飲。そもそもアップルパイが飲み物になる時点で味の想像がつきません。そんな予想のままというか、飲んでみての感想は、「?」という印象。決して美味しくないわけではないのですが、アップルパイドリンクの正解がわからないため、「?」なのです。何が違うのだろう?としばらく考えてわかりました。物足りなさを感じた原因は、パイのサクサク感がないから。アップルパイは味だけでなく、食感も楽しむものだと改めて実感しました。

両方を飲み終えて、いよいよ判定です。勝者は……。

 

「ガンダム 連邦の白いヨーグルト風味」です。

さわやかな喉ごしによるすっきりした飲みやすさが勝負の決め手となりました。味に意外性はありませんが、長く飲んでも飽きがこない味と言ってもいいでしょう。

さて、今回はヨーグルト風味の勝利に終わりましたが、水やプロテインの量、あるいは割り物によってプロテインのポテンシャルを引き出される可能性もあります。何よりも好みは人によって違うので、ヨーグルト風味とアップルパイ風味が気になった方は、ぜひお試しください。

 

 

 

 

 

佐久間一彦(さくま・かずひこ)
1975年8月27日、神奈川県出身。学生時代はレスリング選手として活躍し、全日本大学選手権準優勝などの実績を残す。青山学院大学卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。2007年~2010年まで「週刊プロレス」の編集長を務める。2010年にライトハウスに入社。スポーツジャーナリストとして数多くのプロスポーツ選手、オリンピアンの取材を手がける。