医師が教える簡単ストレッチで体力&気力を養う




新型コロナウイルス対策で、外出を控えている人も多いと思います。しかし、運動不足による体の機能を衰えも気になります。
書籍『5秒 ひざ裏のばしですべて解決』の著者で『ひざ裏のばし』ストレッチ考案者の川村明医師が、自宅でできるメニューを教えてくれました。

■『ひざ裏のばし』で、コロナウィルスに負けない体力と気力を


停泊中のダイヤモンド・プリンセス号がテレビに映し出された時、乗船されている方が、デッキに出られてひざ裏のばしストレッチのひとつ、「壁ドンストレッチ」をされていました。

2018年の広島水害の直後に、広島市で ひざ裏のばしの講演会をさせていただいた折、水害の被災者の方が数名参加され、「避難所で、壁ドンをやってます」と教えていただきました。

今、日本が、いや、世界が コロナウィルスの猛威にさらされています。このような状況だからこそ 、 運動不足を防ぎ、免疫力をアップする 壁ドンストレッチなどの「ひざ裏のばし」で、コロナウィルスに負けない体力と気力を培って下さい。

■高齢や糖尿病などで、免疫力や呼吸機能が低下すると重症になりやすい

コロナウィルスによる新型肺炎は、高齢や糖尿病などで、免疫力や呼吸機能が低下すると重症になりやすいと言われています。

免疫力をアップするためには、腸を元気にすること、そして呼吸機能の低下を防ぐためには、横隔膜を含めた呼吸筋の働きを良くすることが必要になります。

■さらに効果を増す「ひざ裏のばし」基本の3つの運動のワンポイント

ひざ裏のばし の基本の4つの運動では、免疫力も呼吸機能も改善されますが、さらに効果を増すワンポイントの工夫として、次のようなことがおすすめです。

【1】 壁ドンストレッチ

(方法)
1、背筋をまっすぐにして壁の前に立つ。
2、両手を壁につき、足を前後に開く。後ろ足のひざ裏をピンとのばし、前足を曲げる。両手をのばし、肩の高さで壁につけて息を吸う。
3、おなかとお尻に力を入れ、息を少しづつ吐きながら壁を5回押す。
4、両手をのばして壁を押し、ぐーっと5秒キープ。5秒間で息を全部吐ききる。
3~4を繰り返したら足を変えて同様に。

(ワンポイント)
後ろに引いた足のカカトでしっかり床を押す。
これだけで、さらにひざ裏がのび、体幹に力が入りやすくなる。

【2】 壁ピタドローイン

(方法)
1、壁にカカト、おしり、両肩をつけて立つ。
(カカトが壁につきにくい場合は、足を半歩前に出して)
2、太ももの内側に力を入れるようにひざを寄せ、息を吐きながら手のひらを壁につける。
3、おなかをへこませたまま息を吸い、手のひらを正面に返して体の脇に寄せる。

(ワンポイント)
息を吸いながらおなかを凹ませる時、おなかと背中がくっつくぞ! と意識して凹ませて下さい。

【3】 ワンツースリー 体操

(方法)
1、両足のつま先を45度くらい外側に向けて腰幅より広げて立つ
2、息を吐きながらゆっくりと上半身を下げ、元気よく「ワンツースリー」と言って太ももを3回たたく
3、息を深く吸い込みながら腰をあげて立ち上がり、今度はおしりを3回たたく。
これを3回繰り返す

(ポイント)
息を吐きながらひざをまげて下に身体をさげるときに、息を吐ききる!

※3つのストレッチともに、決して無理をされないように、お願いします。

ぜひ、3つのストレッチを自宅でお風呂上りなど体が温まっているときにやってみてください。

「体調の不安については、かかりつけ医に相談されて下さい。また、お友達と電話で話したりするのも大事ですよ。 趣味のある方は、趣味を、運動不足の方は、できることでよいので、身体を動かしましょう」(川村明先生)。

書籍『5秒 ひざ裏のばしですべて解決

著者:川村明
定価:本体1200円+税
発行元:主婦の友社
ISBN:978-4-07-428502-0
電子書籍あり
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