瞑想はストレス軽減や生産性向上につながると言われ、現在は世界中で5億人以上が実践しているそうです。
日々を忙しく過ごす女性の中には「毎日ストレスを感じる…」「心に余裕がない」といった悩みを抱えている人もいるでしょう。そんな悩みを瞑想で解決できるとしたら? そこで瞑想に興味がある女性(20代~60代)を対象とした調査が実施されました。
瞑想をしたことがある?
「あなたは瞑想をしたことがありますか?」という質問に対し、6割近くが『ある(57.3%)』と回答しました。瞑想に興味のある女性の6割近くは、実際に瞑想をしたことがあるようです。
では、瞑想をするならどこでしたいと思っているのでしょうか? それには『自宅(83.4%)』と回答した人が最も多く、次いで『公園(4.5%)』『カフェ(2.9%)』『職場(1.8%)』と続きました。
瞑想したい場所として、自宅が圧倒的に多い結果となりました。落ち着いた環境で瞑想し、心を整えたいのかもしれません。
瞑想と出会ったきっかけ、瞑想に興味がある理由は?
■私が瞑想と出会ったきっかけ
・「悩みを抱えてストレスが溜まった時に出会った」(20代/会社員/愛知県)
・「テレビで芸能人がやっているのを見て」(30代/専業主婦/埼玉県)
・「お寺で座禅体験をしたのがきっかけです」(40代/専業主婦/神奈川県)
・「ヨガスタジオで瞑想と出会った」(40代/会社員/埼玉県)
・「知り合いに教えてもらった」(50代/パート・アルバイト/神奈川県)
などの回答が寄せられました。
では、なぜ瞑想に興味があるのでしょうか?
「瞑想に興味がある理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『心を落ち着かせたい(69.8%)』と回答した人が最も多く、次いで『リラックスしたい(67.1%)』『集中したい(36.5%)』『思考をリセットしたい(35.9%)』『想像力を高めたい(20.3%)』『仕事の生産性を上げたい(6.8%)』と続きました。
心を落ち着かせたい、リラックスしたいといった心を整えたいというような理由から、瞑想に興味を持っているようです。
それでは、実際に瞑想をしてみて効果を感じられたのでしょうか?
「実際に瞑想をしてみて効果を感じられましたか?」と質問したところ、7割以上の方が『はい(70.6%)』と回答しました。
理想と現実の瞑想頻度が明らかに!? その理由とは…?
「瞑想を始めよう!」と思っても、どのくらいの頻度で瞑想するのが良いのでしょうか。瞑想に興味のある女性に理想の瞑想頻度と実際の瞑想頻度を聞いてみました。
「どのくらいの頻度で瞑想をしたいですか?」と質問したところ、『思いついたとき(45.7%)』と回答した人が最も多く、次いで『週1回~2回(22.4%)』『毎日(16.5%)』『週3回~4回(11.0%)』『月1回~2回(4.4%)』と続きました。
「実際にどのくらいの頻度で瞑想をしていますか?」と質問したところ、『思いついたとき(59.6%)』と回答した人が最も多く、次いで『週1回~2回(14.5%)』『月1回~2回(10.6%)』『週3回~4回(8.8%)』『毎日(6.5%)』と続きました。
思いついたときに瞑想をしたいと回答した人が多い一方で、理想は毎日したいが、実際はできていないことが判明しました。
ではなぜ、理想の頻度で瞑想ができていないのでしょうか? 詳しく聞いてみましょう。
■理想の頻度で瞑想ができていない理由とは……!?
・「仕事に追われており、ゆっくりと瞑想する時間がない」(20代/会社員/大阪府)
・「習慣づけたいが、ついつい忘れてしまう…」(30代/パート・アルバイト/千葉県)
・「ゆっくり落ち着ける時間が取れない」(40代/パート・アルバイト/香川県)
・「毎日、家事と育児で忙しいから」(40代/専業主婦/神奈川県)
などの回答が寄せられました。
瞑想をする時間が確保できないため、理想の頻度でできていないのかもしれません。
毎日瞑想ができるアイテムがあれば解決できる?
瞑想は毎日習慣づけることが重要であると言われています。では、瞑想に興味のある女性は、毎日瞑想をすることに対し、どう思っているのでしょうか?
「毎日瞑想をするべきだと思いますか?」と質問したところ、4割以上の人が『思う(44.1%)』と回答しました。
瞑想を毎日するべきだと思う方がいる一方で、実際は思いついたときに瞑想をするのみに留まっています。
もし、毎日の瞑想をサポートしてくれるアイテムがあれば解決されるのではないでしょうか? そのようなアイテムがあれば使ってみたいという人は、どのくらいいるのでしょう。
「手軽に毎日瞑想できるアイテムがあれば使ってみたいですか?」と質問したところ、8割以上の人が『はい(80.1%)』と回答しました。
今回の調査で、瞑想に興味を持っていても、毎日は続けられていないということが判明しました。その理由としては、瞑想をするための時間が確保できていないことが挙げられます。
瞑想をすることで心を整えたり、業務効率が上がったりと悩みの解決につながる可能性がありますが、時間を理由にできていないのが現状です。
もしかしたら、毎日短時間でもいいので瞑想を続けられるようなアイテムが求められているのかもしれません。
(株式会社セルパワー調査)
調査概要:瞑想に関する調査
【調査期間】2020年3月10日(火)~2020年3月11日(水)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,053人
【調査対象】瞑想に興味がある女性(20代〜60代)
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ