医者に運動をすすめられたけど、何をしたらいいのかわからない
健康を保つ秘訣は「食事・休養・運動」の3要素のバランス。しかし、その中で一番ハードルが高いのが「運動」ではないでしょうか。医師から運動をすすめられても
●何をすればいいのかわからない
●ジムに行くお金も時間もない
●そもそも運動すると足が痛くなったりする
そんな悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
大和書房から出版された『機能解剖学x動的ストレッチで不調を回復 衰えた体をよみがえる最高最善の運動』(澤木一貴 著)では、長年機能解剖学に基づいたトレーニングを行ってきた澤木氏が、体力が衰えた中高年層・お年寄りでも続けられる”動的ストレッチ”を紹介しています。
筋肉と柔軟性は、年齢とともにどんどん衰えてくる
運動は食事や休養とは違い、行わなくても生きていけますが、「健康に」生きるためには必要不可欠です。筋肉の量は40歳から減り幅が上昇し、そのまま体を動かさないでいると柔軟性と共に衰退し、失われていくのです。厚生労働省の調査では、40歳以上の80%もの人が要介護になる可能性を含んでいるという結果が出ています。運動器の衰えが原因で、歩行や立つ座るなどの日常生活に支障をきたし、要介護や寝たきりになるリスクが考えられます。しかし、筋肉や骨はいくつになっても鍛えることができます。中高年層は、今「適切な運動」をしておく必要があるでしょう。
有酸素運動の落とし穴 適切な運動とは?
健康のためにランニングをやっているという人も多いかもしれません。しかし、有酸素運動をやりすぎると、脂肪も減りますが、筋肉も減っていってしまう場合があります。運動を全くやっていない人が日常生活で運動を取り入れる手段としては、「週に2回は一駅前で電車を降りて、家まで歩いていく」など、自分ができる範囲で、つらくない程度で行っていくことがベストです。
ただのストレッチじゃない、”動的”ストレッチが効く
「動的ストレッチ」とは文字通り、体を動かすストレッチのこと。ストレッチをしながらリズミカルに脚や腕を振る動作をすることによって血行が改善され、関節の可動域が広がります。また、機能解剖学に基づき、衰えやすい筋肉に働きかけることを目的としているため、無理やりに伸ばすような動きではありません。最低限度の負荷で安全かつ効果的な運動が厳選されています。筋トレは負荷が高すぎる……ストレッチは体が硬すぎて痛い……という人でもできる簡単なものばかりです。
目 次
第1章 最高最善の運動を行うための基本
第2章 衰えた体がよみがえる! 部位別エクササイズ
●股関節周り→驚くほど歩くのが軽快になる「レッグスイング」
●お尻→お尻の疲れをとる「ニーハグ」 他
第3章 体の不調を治す! 症状別エクササイズ
●寝つきをよくする「トランクローテーション」
●ぽっこりお腹を改善する「スーパーツイスト」他
機能解剖学を極めたトレーナーによる運動のQ&A
澤木一貴(さわき・かずたか)
(株)SAWAKI GYM代表取締役。NESTA JAPAN理事。トレーナー歴29年。 静岡県の整形外科病院でトレーナー科主任を歴任し、リハビリ後の人からトップアスリートまで医学的根拠に基づき指導。その後専門学校講師を12年間務め、機能解剖学を中心に学生教育を行う。現在はトレーナー活動の他、講演会やメディアで健康情報を発信している。出版書籍は12冊、監修雑誌は300冊以上。テレビ出演多数。
書籍概要
書名:機能解剖学x動的ストレッチで不調を回復 衰えた体をよみがえる最高最善の運動
著者:澤木一貴
単行本(ソフトカバー): 112ページ
出版社: 大和書房
ISBN-13: 978-4479784999
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