第14回目は、片足での安定性向上を目的とした「ワンレッグ・ショルダー・ブリッジ」をご紹介します。
このエクササイズは、第7回記事「ショルダー・ブリッジ~脊柱のしなやかな動き~」の発展形です。左右の筋力差の違いも感じながら取り組んでみましょう。
■ワンレッグ・ショルダーブリッジ ~片足での安定性を高める~
【動作】
①仰向けになり膝を立て、足を閉じる。両手は体から少し離して床に置く。
②尾骨・坐骨から持ち上げるように、腰、背中の順番で床から離していく。
③肩から膝まで一直線に保つ。
④足を閉じたまま、左膝を伸ばす。5秒キープ。
⑤右足を戻し、右膝を伸ばす。5秒キープ。
⑥繰り返し行なう。
交互に10回
【効果】
片足で姿勢を安定させることで、体幹やコアを強化し、下半身の安定性を高めます。また、お腹やお尻の引き締めにも効果的なエクササイズです。
【実施上の注意点】
・ブリッジの際は腰が反り過ぎないように注意します。
・体幹や骨盤が回転しないように、軸足やコアを安定させます。
指導=黒木博幸
協力=一般社団法人 Educate Movement Institute
黒木博幸(くろぎ・ひろゆき)
1985年⽣まれ。宮崎県出⾝。福岡医健専⾨学校卒業。専⾨学校卒業後、整⾻院で体のコンディションを整える⼿技を学び、2008 年より本格的にフリーのトレーナーとして活動をスタート。様々なトレーニング⽅法や理論を学ぶなかで、ピラティス、ヨガのボディワークに興味を持ち、ニーズに合わせたプログラム指導を提供する。現在、一般の方からアスリート、アーティストに対しての体づくりをサポートしている。NSCA-CPT(NSCA 認定パーソナルトレーナー)、Core Performance Yoga CPY® /Athlete Pilates AP™アドバンストレーナー(⼀般社団法⼈Educate Movement Institute 認定)、1ッ星栄養コンシェルジュ®(⼀般社団法⼈ ⽇本栄養コンシェルジュ協会)、ViPR 認定インストラクター。