【はじめてのコンディショニング #18】ニーリング・スクワット〜体幹と股関節を連動させる〜




第18回目のエクササイズはニーリング・スクワットをご紹介します。

前回の記事(オールフォア・スクワット〜股関節の動き作り〜)の発展したエクササイズです。

体幹と股関節の両方を意識して行ないます。次回のスクワットにつながる動きですので、是非マスターしましょう。

■ニーリング・スクワット〜体幹と股関節を連動させる〜

【動作】

① 両膝立ちになり、姿勢をまっすぐに保つ。足幅は骨盤幅に開く。膝が痛い場合は膝下にクッションを置く。
② お尻を後方へ引き下げながら、上体を45度前傾させる。
③ 元の位置に戻す。
④ 繰り返し行なう。
15回

【効果】
膝を安定しながらスクワット動作を行なうことで、股関節の正しい動きを習得します。体幹を安定させることも必要なので、姿勢改善にも効果があります。

【実施上の注意点】
・スタート位置で腰が反らないように、骨盤を床と垂直に保ちます。
・上体を前傾していく際に、背中や腰が丸くならないようにします。
・お尻が左右にずれないように行ないます。

指導=黒木博幸
協力=一般社団法人 Educate Movement Institute

黒木博幸(くろぎ・ひろゆき)
1985年⽣まれ。宮崎県出⾝。福岡医健専⾨学校卒業。専⾨学校卒業後、整⾻院で体のコンディションを整える⼿技を学び、2008 年より本格的にフリーのトレーナーとして活動をスタート。様々なトレーニング⽅法や理論を学ぶなかで、ピラティス、ヨガのボディワークに興味を持ち、ニーズに合わせたプログラム指導を提供する。現在、一般の方からアスリート、アーティストに対しての体づくりをサポートしている。NSCA-CPT(NSCA 認定パーソナルトレーナー)、Core Performance Yoga CPY® /Athlete Pilates AP™アドバンストレーナー(⼀般社団法⼈Educate Movement Institute 認定)、1ッ星栄養コンシェルジュ®(⼀般社団法⼈ ⽇本栄養コンシェルジュ協会)、ViPR 認定インストラクター。