第20回目はワイド・スクワットをご紹介します。
今回は、普段あまり意識しない太ももの内側をターゲットにしたエクササイズを行ないます。動きはスクワットに似ていますが、足幅や向きを変えるだけで効果的に刺激することができます。
前回の記事(第19回「スクワット〜下半身を強化する〜」)のスクワットと合わせて取り組んでみましょう。
■ワイド・スクワット〜太ももの内側を引き締める〜
【動作】
① 両足を大きく左右に開き、胸の前で手を組みます。
② 膝とつま先は45°を目安に外側に向けます。
③ 顔を正面に向けたまま、お尻を後方へ引き下げていきます。
④ 元の位置に戻ります。
⑤ 繰り返し行ないます。
15回
【効果】
足を開いて行なうことで、太ももの内側やお尻の引き締めに効果的なエクササイズです。また、股関節の可動域も広がるので、効果的にストレッチをすることができます。
【実施上の注意点】
・お尻を下げた際に、膝がつま先より内側に倒れないように注意します。膝が内側に倒れてしまう場合は、足幅を狭くするか、膝とつま先の向きを変えてみましょう。
・腰が反りすぎないように、上体はやや前傾します。
指導=黒木博幸
協力=一般社団法人 Educate Movement Institute
黒木博幸(くろぎ・ひろゆき)
1985年⽣まれ。宮崎県出⾝。福岡医健専⾨学校卒業。専⾨学校卒業後、整⾻院で体のコンディションを整える⼿技を学び、2008 年より本格的にフリーのトレーナーとして活動をスタート。様々なトレーニング⽅法や理論を学ぶなかで、ピラティス、ヨガのボディワークに興味を持ち、ニーズに合わせたプログラム指導を提供する。現在、一般の方からアスリート、アーティストに対しての体づくりをサポートしている。NSCA-CPT(NSCA 認定パーソナルトレーナー)、Core Performance Yoga CPY® /Athlete Pilates AP™アドバンストレーナー(⼀般社団法⼈Educate Movement Institute 認定)、1ッ星栄養コンシェルジュ®(⼀般社団法⼈ ⽇本栄養コンシェルジュ協会)、ViPR 認定インストラクター。