コロナの影響で約5割が睡眠時間に変化、3割が睡眠の質低下【アンケート結果】




日常生活を一変させた新型コロナウィルス。この未曽有の事態は、日本人の睡眠にも影響を及ぼしたのでしょうか? だとしたら、それはどのようなものなのでしょうか?
快眠生活情報サイト「みんかつ」が行なったコロナと睡眠に関するアンケート調査によると、睡眠時間の変化といった傾向が多くの人に見られました。

①コロナ後、「睡眠時間が変化した」と答えた人は5割、「睡眠時間が短くなった」「長くなった」は、ほぼ同数

コロナ後に睡眠時間に変化を感じた人は全体の5割。「睡眠時間が短くなった」「長くなった」という人は、それぞれ同数いることがわかりました。

 

②睡眠時間が短くなった理由は「生活リズムの乱れ」「コロナ関連のストレス」

睡眠時間が短くなったと答えた人のうち、理由の1位は「生活リズムが崩れた」、2位は「コロナ関連のストレスや不安」、3位は「家事育児の増加」。新しい生活環境に体が慣れていないことが伺えるのと、連日のコロナ関連ニュースによるストレスを感じているようです。

 

③睡眠時間が長くなった理由は「生活リズムの乱れ」「健康・免疫を意識」「リモートワークが増えた」

睡眠時間が長くなった人のうち、理由の1位は「生活リズムの崩れ」、2位は「健康・免疫を意識」、3位は「リモートワークが増えた」。睡眠時間が短くなった人と同様、1位は「生活リズムの乱れ」になっています。

 

④その他の「睡眠時間が変化した」理由:人により状況がさまざま

・仕事が減ったので、とくに早起きする必要もないのでアラームをかけないで寝ます。なので睡眠時間が増えたと思います。
・オンライン授業になったため、起床時間が遅くなり睡眠が増えた。
・満員電電車にのって毎日出社というストレスがなくなったため睡眠時間の質が良くなり、結果長く睡眠時間を確保できている。
・いろいろ考えすぎてスマホで検索しているうちに目がさえてしまう
・休業中で出勤することがなくなってしまったため、昼寝することが増えた。
・就寝、起床時間は変わらないが、夜中に目が覚めたり眠りが浅いように感じる。コロナによる生活の変化に体も心も対応しきれていないように思う。
・自宅にいる事が多く、昼寝をしてしまう。
など

 

⑤コロナ後、「睡眠の質が下がった」人は全体の3割

コロナ後に「睡眠の質が下がった」という人は全体の3割。睡眠時間の変化の原因1位である「生活リズムの乱れ」が大きく影響していると考えられます。

 

⑥コロナ後、「日中の眠気が増えた」人は全体の3割

睡眠の質が低下とともに、「日中の眠気を感じるようになった」人も3割います。

【調査概要】
実施期間:2020年08月09日~2020年08月11日
調査対象:クラウドワークス上の10代~70代の955名
調査方法:クラウドワークスでのアンケート
総回答数:995

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