■食の健康情報」を整理整頓
■「17食材」を中心に回していくことで無駄が減る
いつも悩みの種だった献立づくりや、買い物・調理のロスタイムなどが次々と省け効率化が図れることも大きい。仕事と家庭の両立に悩む人、効率よい環境を整えたい人、賢い時間とお金のやりくりをしたい人に、ぜひ「17食材」を試してほしい。
■買うならどっちが賢い?
Q1 お肉を買うなら、どっち?
①鶏肉 ②豚肉
Aは……①鶏肉
高タンパクで低脂質、豚肉より皮が取り外せてカロリーダウン、部位ごとに味や食感が楽しめる。
Q2 葉物野菜買うなら、どっち?
①ほうれん草 ②小松菜
Aは……②小松菜
成人が1食に必要とするビタミンA・C、カルシウム摂れ、ほうれん草よりも鉄やビタミンCが多い。
■賢い「17食材」はこれ!これを買えば間違いなし
1 鶏肉
2 鮭(サーモン)
3 青魚(いわし、あじ、さば、さんま)
4 卵
5 納豆(豆腐)
6 ヨーグルト
7 玄米
8 ブロッコリー(ブロッコリースプラウト)
9 小松菜
10 パセリ
11 たまねぎ(ねぎ)
12 トマト
13 ごぼう
14 にんじん(かぼちゃ)
15 きゃべつ
16 きのこ(しいたけ、まいたけ、しめじ、えのき)
17 海藻類(わかめ、こんぶ、ひじき、もずく)
この17食材、ほとんど家の冷蔵庫にあるものばかりという人が多いはず。特別な食材はほぼひとつもなく、普通のスーパーで手軽に購入できるものばかり。つまり、いつもの食材以上に必要なものはなく、いつもの食事を意識するだけで特別な食材はいらないということ。本書ではこの17食材をバランス良く、無駄なく摂取できる仕組みとレシピを解説します。
■レシピ例
<鮭とブロッコリーのたまねぎ麹ホイル蒸し>
(No2鮭+No8ブロッコリー+No16きのこ+No11たまねぎ)
①ホイルに鮭、その他の具材を入れる
②フライパンに水をはり、沸騰したらホイルを入れて15分ほど蒸して出来上がり
【著者プロフィール】
村山 彩(むらやま・あや)
ロバスト株式会社代表。食欲コンサルタント。日本初のアスリートフードマイスター。トライアスリート。ラジオ局勤務を経た後、映像製作会社でプロデューサー業をしていたが、多忙で体を壊したことをきっかけに健康管理に目覚め、野菜ソムリエとアスリートフードマイスターの資格を取得し、知人に誘われ、トライアスロンも始める。体の基となる食に向き合いながらトレーニングをし、3年目にトライアスロンの大会で優勝を果たす。「食と運動」でゼロから心身を立て直した知識と経験を活かし、テレビ、雑誌、ラジオ、イベントで活躍。現在は「食と運動」を無理なく習慣化させるための仕組み作りも提案している。その一つとして、400の冷蔵庫を分析した経験を活かし冷蔵庫コンサルタントを行うなど活動の幅を広げている。二児を出産後、健康を心の面からもサポートしたいと大学で心理学を勉強中。著書に、ベストセラーとなった『あなたは半年前に食べたものでできている』『あなたは半年前に食べたものでできている 実践編』『やせる冷蔵庫』『豆皿しあわせレシピ』など多数。
【書籍概要】
書名:まずはこの17食材を。~「いつもの食事」で健康になれる~
著者:村山 彩
発売日:2020年8月26日
販売元:株式会社大和書房
価格:本体1400円+税
URL:http://www.daiwashobo.co.jp/