<TOPIC>
①30~40代の働く男女の83.2%が毎日の生活に意識的にウォーキングを取り入れている
そのうち39.2%がコロナ前に比べて積極的に歩くようになった
②意識的にウォーキングしている人が特に気をつけていること第1位は”習慣化”
③意識的にウォーキングしている人の64.1%が人生や日々の生活が充実していると回答
ウォーキングしていない人との差は12.9%
④30~40代の働く男女の88.8%が適度なウォーキングは仕事に良い影響を与えると回答
ウォーキングで実感した仕事面への効果トップ3
1位:ストレス軽減 2位:パフォーマンス向上 3位:生産性向上
TOPIC①
調査の結果、30~40代の働く男女500名のうち、83.2%が毎日の生活に意識的にウォーキングを取り入れていることがわかりました。また、意識的にウォーキングしている人の39.2%がコロナ禍を機に積極的に歩くようになったと回答しています。
TOPIC②
普段意識的に歩いている人がウォーキングする上で気をつけていることは、第1位=”ウォーキングの習慣化”52.2%、第2位=”景色や自然を見てウォーキングを楽しむこと”36.3%、第3位=”正しい姿勢で歩くこと”32.7%でした。ウォーキングを楽しみながら習慣化することに意識を向けている人が多いようです。
TOPIC③
意識的にウォーキングしている人の64.1%が自分の人生や日々の生活への充実を感じているようです。また、意識的にウォーキングしていない人で、人生や生活に充実感を感じていると回答した人は51.2%。その差は12.9%となりました。
TOPIC④
30~40代の働く男女500名の88.8%が適度なウォーキングは仕事に良い影響を与えると回答。意識的に歩いている人も、そうでない人も、ウォーキングの有用性は感じているようです。また、実感した仕事面での効果のトップ3は、第1位=ストレス軽減52.2%、第2位=パフォーマンス向上34%、第3位=生産性向上27.2%という結果になりました。
かつてないウォーキングブームの中、実際にはどのようなメリットが享受できるのでしょうか。ウォーキングが生活に与える影響に関して、古賀良彦・杏林大学名誉教授は次のようにコメントしています。
<杏林大学 名誉教授 古賀良彦先生>
・ウォーキングの最大の特徴は習慣化しやすいこと
調査結果でも多くの方が答えているように、数ある健康法の中でもウォーキングが優れている点は習慣化しやすいことです。歩くことは、特別なスキルも必要なく、手軽に始めることができ、継続しやすい。外出自粛ムードに伴い、筋トレも流行していますが筋トレは毎日行なうものではありません。一方で、ウォーキングは比較的毎日行ないやすいですし、慣れれば疲れも残りません。
・ウォーキングは脳の活性化に繋がる
歩くことは脳の活性化に繋がります。まず障害物や信号、人などを察知したり、背後からの車の音、植物の匂いなど、五感をフル活用して脳の後半部を広範囲に刺激。そして歩きながら瞬時に障害物などを判断する力や、街を観察しようとしたり意欲的に歩こうとする意志などは前頭葉を広く刺激します。従って、歩くことは必然的に脳をフル活用するため、脳の活性化に繋がるのです。脳に刺激を与えることで意欲も高まりポジティブなマインドを保つことができます。
・withコロナ時代の働き方にもおすすめ!ウォーキングが仕事にも良い影響を与える
意欲的に歩くことを習慣化することで仕事でも良い影響を与えると考えます。毎日楽しく歩くことが習慣化されていると、日々の仕事に対しても同じようなマインドで向き合うことができ意欲の向上に繋がります。また、一日のリズムを作る方法としてもウォーキングは効果的です。歩くことで生活にメリハリができ、生産性の向上に繋がります。例えば、お昼休憩に少し歩くことで午前中のストレスが一旦解放され、午後の仕事に集中しやすくなるでしょう。特にテレワークが推奨されるwithコロナ時代では、メリハリがつけづらく脳をリセットすることが難しくなっているので、少しの時間でも歩くことをおススメします。歩くことで脳全体が活性化するので、座っているだけでは思いつかないようなアイデアがでてくることもあるでしょう。
【調査実施概要】
・方法:インターネット調査
・対象:全国の働く男女
・有効回答数:500名
・期間:2020年8月13日〜14日