3カテゴリー出場の“おかずもち”持田教利が2種目制覇達成「次こそはボディビルでも」【マッスルゲート東京】




11/21(土)に東京・江戸川区総合文化センターにて開催された『マッスルゲート東京』。コンテストの“登竜門”として開催されるこの大会で440名以上が各カテゴリーに分かれて熱戦を繰り広げたが、その中で、異彩を放ったのが持田教利だ。トレードマークの赤く染め上げた髪の毛で注目を集めながら、ボディビル、クラシックフィジーク、メンズフィジークの男子競技3カテゴリーすべてに出場したのだ。

「僕の中で、フィットネスとかコンテストって、カテゴリー間で壁があるなと感じています。どうにかしてその壁を崩していきたい、そう思って3種目すべてに出場させていただきました。僕自身はトレーナーをさせていただいているのですが、例えばボディビルに出ていたけどメンズフィジークにも出てみたいという人は必ずいると思います。自分でその舞台に立つことで、ボディビル向けのトレーニングもフィジーク向けのトレーニングも伝えられるトレーナーになりたいです」

“おかずもち”の名でSNSで人気を集める持田は、メンズフィジーク172cm以下級、クラシックフィジーク175cn以下級と階級別コンテストで頂点に立つと、この2カテゴリーでは見事にオーバーオール優勝も達成。はじめてチャレンジしたボディビルでも75kg以下級に出場し、惜しくも土金正巳の後塵を拝して2位となり3カテゴリー制覇はならなかったが、「今日だけで18回パンプアップをして大変だったんですけど、めちゃくちゃ楽しかったです。なんとかやり切ることができ、今は感無量です」と話す。

次なる目標は、11/29(日)に開催される『ゴールドジムジャパンカップ』だ。『マッスルゲート」各地区大会の上位入賞者らが集うよりハイレベルな戦いになるのは間違いないが、もちろん、東京大会と同じく全カテゴリーに出場する。

「今度こそ、トリプルエントリーしてすべて優勝を目指したいです。今年で終わりではなく来年も、全カテゴリーで大会に出場するつもり。メンズフィジークとクラシックフィジークはオールジャパン選手権で優勝、ボディビルでは全日本選手権でトップ12入りが目標です」

取材・文・写真/木村雄大

【大会リポート】11/21(土)開催 マッスルゲート東京