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大会に出ればボディメイクがより楽しくなる【ジュラシック木澤のトレーニング哲学vol.01】

――何を目指しているんですか?――
ジム通いを続ける人なら、一度は投げかけられたことのある言葉だろう。ダイエット、リハビリ、競技力向上など、目的達成のための手段であるトレーニング。だが、トレーニング自体を目的として、ジム通いを生活の一部にしている人たちも数多い。なぜ人はトレーニングを行うのか?その哲学を、日本を代表するボディビルダーの1人、“ジュラシック木澤”こと木澤大佑に尋ねた。連載第1回目は、トレーニングを始めた理由について。

――まず、木澤さんのトレーニング歴を教えて下さい。

木澤 家でのトレーニングを含めれば13歳か14歳の頃からです。ジムに通いだしたのは15歳か16歳の時ですね。

――強くなりたくて始めたと聞いています。

木澤 そうですね。本当に男の本能というところでした。中学生時代で、腕相撲とかもそうですが、とにかく力系で何か強くなりたいというのがありました。そこで選んだのが、トレーニングという手段ですね。格闘技もやりたかったのですが、どちらかを選ぶという感じでした。ボディビルではなく、トレーニングです。トレーニングをとにかくやるという道を選んだ感じでしたね。

――強さに憧れながら、なぜか中学校ではテニス部所属だったそうですね。

木澤 小学校の頃、テニス部に入りたいと思っていたので、迷いはなかったです。最初のうちは、それほどトレーニングに目覚めていなかったのですが、キャプテンになり、トレーニングをがっちりやるテニス部という感じになりました(笑)。トレーニングの時間、かなり多かったですね。みんなで腕立て伏せしたり懸垂したりしました。

――強くなりたかったという中学生時代、柔道部などは選択肢になかったのでしょうか?

木澤 部活としては、体育会系のノリが嫌いで、ひとりで考えてひとりでやりたかったんです。トレーニングは自分でやれるので、そういう面が自分に合っていたのかなと思いますね。格闘技を選ばなかったのは、道場に行ってみんなで練習してという辺に、ちょっと抵抗があったというのもありますね。

――憧れたモデルや映画などは何かありましたか?

木澤 ありますよ、いろいろ。当時、トレーニングを家でしながら1番みていた映画は『コマンドー』です。あと『ランボー』。千代の富士にも憧れました。アーノルド・シュワルツェネッガーの影響が大きかったです。まだ、ボディビルダーのシュワルツェネッガーは全然知らなかったんですけど、俳優として凄くかっこいいなというのがありましたね。あの腕には本当に憧れました。でも、ボディビルダーになりたいというのは全くなかったですね。

――興味のなかったボディビルの大会に、18歳で出場しています。何がきっかけだったのでしょうか?

木澤 ジムに、当時の愛知県チャンピオンがいたんです。その人を見て衝撃を受けて、「凄いな、人間ってこんな風になるんだな」って思いました。それで火がついた感じはありますね。その方の周りにも選手がいて、そういう人達と交流するうちに、「出てみたら?」という感じになりました。当時、大会に出る18歳なんて、日本中探してもいなかったですからね。日本ジュニアの大会もあったんですけれど、出場選手は数人だけでした。

――トレーニングとボディビルの大会出場、必ずしも同一線上にはないと思います。

木澤 目的が何かということですね。ボディメイク目的でトレーニングしているのであれば、僕は大会に出るのが一番いいのかなと思います。筋量を増やすだけではなくて、減量して絞り切って最高の体をつくることが、究極のボディメイクになってきますから。大会当日に合わせて究極の一瞬を作り、一瞬花咲くという感じです。長い人生を自分の理想の体で過ごすというのもボディメイクではあるとは思います。ですが、せっかくやるなら、モチベーションにもなるだろうし、トレーニングのレベルを上げるというところでも、大会に出た方がいいと思います。ボディメイクがより楽しくなると思うんですよね。

――競技力向上や運動不足の解消が目的の場合、いかがでしょう?

木澤 そういう方は、別に大会大会というわけじゃないですよね。ただ、どうせトレーニングするなら、効果の出るトレーニングをして欲しいなと思います。運動不足解消だと言いつつも、筋肉付けば多分みなさん嬉しいと思うんです。そういう意味では、あまり効果の出ないトレーニングをするよりは、しっかり効果の出るトレーニングをした方がいいと思いますね。

第2回へ続く

取材・文/木村卓二 写真/木村雄大

木澤大祐(きざわ・だいすけ)
1975年1月9日生。20代から30代にかけての約15年間、肉体労働とトレーニングの両立という過酷な日々を過ごす。日本屈指の筋量を誇るバルク派ビルダーとしての地位を築き、現在はJURASSIC ACADEMY代表。ニックネームは「ジュラシック木澤」。
【主な競技戦歴】
2004年ジャパンオープン選手権優勝
2007年・2019年日本選手権4位
2014年・2015年・2019年日本クラス別選手権85kg級優勝
【JURASSIC ACADEMY】
~「Training For a Better Life !」身体を変えてワクワクする人生を! ~

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