第45回目は下半身をターゲットにしたポール・シングル・スクワットです。
今回は、過去の記事(第19回「ポール・スクワット〜下半身を強化する〜」)の発展したエクササイズになります。
両足のスクワットに慣れた方は、片足でのスクワットにもチャレンジしてみましょう。
■ポール・シングル・スクワット〜片足で全身をコントロールする〜
【動作】
① 立位になり、姿勢を真っ直ぐに保つ。
② 右足を一歩下げて、つま先で添える。
③ お尻を後方へ引き下げながら股関節を折り曲げ、上体を45°前傾させる。
④ 左足を軸にして、元の位置に戻る。
⑤ 繰り返し行なう。
左右それぞれ15回
【効果】
片足でのスクワット動作を行なうことで、片足で体重を支えられるだけの筋力を向上させます。また、股関節を正しく使うことで膝や腰への負担を減らします。お尻や太ももの引き締めにも効果が期待できます。慣れたら、ポールを使わずに行なってみましょう。
【実施上の注意点】
・軸足にしっかりと体重を乗せます。後ろ足に体重をかけ過ぎないようにします。
・上体を前傾させていく際に、背中や腰が丸くならないように注意します。
・お尻が左右にずれないようにします。
・上体を起こす際は膝が左右に揺れないように、膝と股関節を同時に伸ばします。
指導=黒木博幸
協力=一般社団法人 Educate Movement Institute
黒木博幸(くろぎ・ひろゆき)
1985年⽣まれ。宮崎県出⾝。福岡医健専⾨学校卒業。専⾨学校卒業後、整⾻院で体のコンディションを整える⼿技を学び、2008 年より本格的にフリーのトレーナーとして活動をスタート。様々なトレーニング⽅法や理論を学ぶなかで、ピラティス、ヨガのボディワークに興味を持ち、ニーズに合わせたプログラム指導を提供する。現在、一般の方からアスリート、アーティストに対しての体づくりをサポートしている。NSCA-CPT(NSCA 認定パーソナルトレーナー)、Core Performance Yoga CPY® /Athlete Pilates AP™アドバンストレーナー(⼀般社団法⼈Educate Movement Institute 認定)、1ッ星栄養コンシェルジュ®(⼀般社団法⼈ ⽇本栄養コンシェルジュ協会)、ViPR 認定インストラクター。