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コンビニのサラダはあまり体によくない?【桑原弘樹の栄養LOVE】

サプリメント実践的活用のスペシャリストである桑原弘樹さんが、サプリや栄養や肉体に関する疑問を解決する連載。第92回は、比較的日持ちするがゆえに、体によくないものが含まれているのでは?という噂もあるコンビニサラダについて。

■安全性はパーフェクトに近い

コンビニのサラダって、いつもキレイでいつまでも萎れないから逆に体に悪いのでは?と思ってしまうかもしれませんね。

コロナですっかり有名になった次亜塩素酸ナトリウムは、もともと漂白剤でもありますが、じつは食品添加物としてコンビニ野菜などの殺菌にも使われています。ここだけを切り取ると、とても体に悪いという印象を持たれるかもしれませんが、殺菌で使う際の濃度は0.0数%であり、最後には必ず洗浄もされているのでまず問題ないと言えます。

また、野菜の収穫から店頭への配達まで一貫した低温管理を行なっていたりするため、鮮度や見栄えもよくなっています。企業によって異なりますが、HACCPやIS09000などを取得して品質の徹底管理も行なわれているようですので、むしろ衛生面では優れていると言っても過言ではないと思います。海外の野菜が一概に悪いとは言いませんが、それでも国内コンビニのサラダのほとんどが国産の野菜を使用していますので、さらに安心感も増します。

採れたて野菜との違いを言うならば、洗浄や殺菌、熱処理といった工程が加わっている点でしょう。それによって、以前の質問にあるような水溶性ビタミンの流出などのロスはありますが、そこは気にするレベルではないと思います。

あと誤解も多いようですが、見た目がキレイがゆえに防腐剤などをふんだんに使っているのではという指摘もあるようですが、これも実際は使っていません。価格的に安いかどうかはわかりませんが、日本のコンビニの品質管理や鮮度管理は、もう余力がないのではと思ってしまうほど厳しくされていますので、安全性という観点で言うならば、ほぼパーフェクトに近いのではないでしょうか。

ぜひ、安心して食べてください。個人的にはあまりサラダが好きではないのですが、コンビニのスティックサラダだけは大好物で、出張の時には必ず買ってホテルで食べています。


桑原弘樹(くわばら・ひろき)
1961年4月6日生まれ。1984年立教大学を卒業後、江崎グリコ株式会社に入社。開発、経営企画などを経て、サプリメント事業を立ち上げ、16年以上にわたってスポーツサプリメントの企画・開発に携わる。現在は桑原塾を主宰。NESTA JAPAN(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会 日本支部)のPDA(プログラム開発担当)。また、国内外で活躍する数多くのトップアスリートに対して、サプリメント活用を取り入れた独自のコンディショニング指導を行ない、Tarzan(マガジンハウス)など各種スポーツ誌の企画監修や執筆、幅広いテーマでの講演会など多方面で活躍中。著書に「サプリメントまるわかり大事典」(ベースボールマガジン社)、「私は15キロ痩せるのも太るのも簡単だ!クワバラ式体重管理メソッド」(講談社)、「サプリメント健康バイブル」(学研)などがある。プロフィール写真のタンクトップにある300/365の文字は、年間365日あるうち300回のワークアウトを推奨した活動の総称となっている。300日ではなく300回であることがポイントで、1日2回のワークアウトでも可。決して低くはないハードルだが、あえて高めの目標設定をすることで肉体の進化が約束されると桑原塾は考え、実践している。