ドキドキ!プロテインバーデビュー#1【運命の一本】




コンビニでも手軽に買える「プロテインバー」。でもそこには、初心者ならではの悩みがあって・・・?
VITUP!編集部が送る、笑いあり・涙ありの長編ストーリー!

左から「マユ」「あずみん」「コウタ」「ゆうだい」

*登場人物

マユ:ちょっと天然なイマドキ女子。寝坊癖があり、朝ごはんが食べられないのが悩み。好きな言葉は「さみだれ」。
あずみん:冷静で頼れる女の子。しかし、趣味の競馬になると我を忘れてしまう。金欠でご飯代が無いのが悩み。
コウタ:関西出身のイケメン男子。編集部きっての実力派で、女子の憧れの的。ゆうだいと仲が良い。
ゆうだい:コウタの同期。モテたくて筋トレするが誰にも気付かれない。プロテインに詳しいメンバー最年長。

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ここはVITUP!編集部。今日も朝から大忙し!でもあれ? 誰かいない気が・・・・・・。

 

バタバタバタ・・・・・・!バターン!

 

マユ「ハァ、ハァ・・・。お、おはようございます・・・」

あずみん「マユどうしたの!もしかしてまた寝坊?もう~。気を付けなって言ったのに~。」

マユ「いや昨日夜更かししちゃってさぁ。また朝ごはん食べられなかったよ・・・。さみだれにねっ!」

あずみん「いやまったく決まってないから!もう~。そういう私もレース負けちゃって、お金ないんだけどさ。今日もお昼おにぎり一個だよ。トホホ・・・。」

 

新人デザイナーの2人は、まともにご飯も食べられてないみたい。これじゃ健康が心配だ・・・。

 

マユ「う~ん。お肌も調子悪いし、仕事も集中できないよ~!これじゃコウタさんに顔あわせられない~!」

あずみん「わーん私もだよ~! こんな私じゃ・・・。せめてご飯食べなきゃ・・・。」

コウタ「なんや2人とも大丈夫か~?」

 

颯爽と現れたのは編集者のコウタ。VITUP!のエースで、モテモテのイケメン男子だ。

 

マユ、あずみん「コ、コウタさん?いやあの、ちょっとご飯食べれてなくて・・・」

憧れの人を目の前にして、動揺を隠せない2人。

 

コウタ「そうかぁ。朝飯は午前の集中にも大事やし、栄養不足になると筋肉も分解されてまうんやで? そういうときは簡単に食べれる、プロテインバーなんかおすすめや。」

マユ、あずみん「プ、プロテインバー??」

 

コウタ「せや。筋肉を作るタンパク質、活動の源になる糖質。その他にもビタミン、ミネラル・・・。大事な栄養素がこれ1本に入っとる。これで100円ちょっとで、コンビニにもたくさん売ってるんやで。」

 

マユ「え!これ1本に?それなら寝坊しても食べれそう!しかも安いなら、無理なく買えるよね、あずみん!」

あずみん「うん!今の私でも買えるよ~!マユ!さっそくコンビニに行こう!」

 

大喜びでコンビニに向かう2人。しかしそこで2人は、衝撃の光景を目にする・・・・・・。

 

マユ「えーっとプロテインバープロテインバー・・・。どこだろう?」

あずみん「あ、あったかも!でもあれ? 1、2、3、4・・・。な、何種類あるの!?」

 

マユ、あずみん「多すぎて選べなーい!!!!」

戸惑うのもそのはず、コンビニに置いてあるバーは20種類ほどで、味も特徴も異なっているのだ。初心者ならなおさら迷ってしまうだろう。

 

マユ「バーがバーッて。さみだれに・・・。あわわわ・・・。」

あずみん「マユしっかり!でもホント、どうしたらいいの~!?」

 

どうした、お前たち・・・。

 

突然低い声で、2人の背後に人影が現れた。得体も知れない風貌で、プロテインバーの棚を見つめている。

 

マユ、あずみん「え!?何?誰?」

謎の人「私の名前はタンパクパンダ。お前らを助ける為にやってきた。何に困っているんだ?」

あずみん「(パンダだ・・・)プ、プロテインバーの種類が多すぎて、何を食べたらいいか分からないんです!」

 

パンダの目がきらりと光る。

 

タンパクパンダ「なんだ。そんなことか。そんなもの、ごちゃごちゃ言わずに全部食べたらいいんだ!!」

 

すかさずクレジットカードを取り出し、プロテインバーを買い占める謎のパンダ。
しかし、これは一体どこの国のカードなんだ?

 

タンパクパンダ「よし、もうこれはお前らの物だ。だがただでやると思うなよ?世の中にはお前らと同じく、プロテインバーで迷う人達がいる。お前らはその為に、全てのバーを食べて情報を伝えるのだ!」

マユ「え~!まって!ぜ、全部??ああっ!」

 

音もなくタンパクパンダは消えていく・・・。残ったのは溢れんばかりのプロテインバーだけだ。

 

マユ「意味が分からない・・・。でももうこうなったら、絶対自分に合うバーを見つけてやるんだから!朝ごはん食べられるようになって、コウタさんに告白する!」

あずみん「ずるい!私もマユには負けないっ!意地でもプロテインバーを調べつくしてやるわ!」

 

こうしてVITUP!編集部の戦いは幕を開けた・・・。

バーを持ち帰る2人の目には、確かな闘志と希望がみなぎるのだった。

 

次回:おすすめプロテインバーはどれだ!?食べて食べて食べつくせ!

お楽しみに!

※この物語は一部フィクションを含みます。