マッチョに朗報!? 鍛えるほど似合う「マッチョ専門アパレル」新登場




汗水流して筋トレに励み、手に入れた肉体。バルクアップした筋肉を鏡で見るのは、トレーニーにとって至福のひと時ですよね。

しかし、いざ服を着ようとしてびっくり。意外にも「身体に合う服がない」という人は多いのではないでしょうか。

 

「身体をデカくしたは良いけど、着られる服がない!」

 

そんなマッチョの皆さん。朗報です。

ファッション界には、鍛えるほど似合う「マッチョ専門ブランド」が誕生していました。

「PHYSIQUE FRAME(フィジークフレーム)」は、‟筋肉は最高のファッション”をコンセプトに設立されたアパレルブランド。5月1日にローンチされ、シルエットや着心地にこだわった服をリリースしています。

PERFECT SILHOUETTE SHIRT – BLACK(長袖)

上記画像の、PERFECT SILHOUETTE SHIRTは、14,800円(税込)。カラーはホワイト / ブラック/ ネイビー の三色展開です。サイズはM / L / L-PRO / XL-PRO / XXL-PROとなっており、それぞれ長袖及び半袖の2種類あります。ブランドローンチ後、約2週間で5月の予約販売分は完売。現在6月以降発送の予約を受付中。

【ブランドのポイント】

・胸と肩回りのストレッチ性にこだわり、ウエストを絞った構造

マッチョは胸と肩回りがとくに発達していますが、胸と肩に合わせて服を選ぶと危険。なぜなら、背中のラインが、広い肩幅からウエストまでまっすぐに降りてきてしまい、四角く寸胴なシルエットに見えてしまうからです。

そのため「PHYSIQUE FRAME」では、背中のラインを綺麗に見せるパターン(服の形状)と生地の柔軟性を重視。マッチョの身体にフィットするシャツにするため、胸と肩周りの大きめにしながら、ウエスト部分を絞った構造にすることで、シルエットのメリハリを実現。まさに「マッチョのためのシャツ」と言えます。

 

・今までにない。マッチョ専用の「フォーマルな服装」

「PHYSIQUE FRAME」のメインは「シャツスタイル」。
ドレッシーなファッションで、スポーツウェアでは過ごしづらい特別な日、特別な時間に彩りを添えます。

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ブランド発案者の金本タイキさんも、かつては大きな体に憧れたトレーニーの一人。

今回はそんな金本さんに、直接お話を伺いました。

旅先のイギリスにて、ポージングを決める金本さん

――金本さんご自身も、鍛えられているとお聞きしました。ご自身がマッチョになった時、着られる服がないというのはやはりショックでしたか?

金本 ショックというより、悲しい気持ちが強かったです。ゴリゴリ筋肉をつけていくと、セレクトショップなどに入っても『どうせ自分に合うサイズはないんだろうな』というところがあって。そうすると段々ファッションがつまらなくなってしまうんです。

正確には、XXLなど大きいサイズというのはあるんですが、シルエットは全然カッコ良くなくて、「これ良いな」と思って着られる服というのはなかなかなかったので。「なんでこんなに自分に合う服がないんだ」という気持ちがすごく大きかったです。

――それがブランド設立のきっかけになったともお聞きしています。

金本 そうですね。自分の経験をもとに、周りの鍛えている人に聞いてみたらやはり、「服がない」「自分たち向けのブランドがあればいいのに」という声が多かった。そこで、「やっぱり皆、服がなかったのか!」 と確信したのです。マッチョ専門のブランドを調べても無かったので、それなら自分で作ってしまおうと。それがきっかけでした。

――ありがとうございます。「もったいない、筋肉を隠すだけの服なんて」というキャッチコピーも印象的でした。

金本 その意味としては、マッチョと言われたときイメージするのは「裸とタンクトップ」ではないかと。逆に、それ以外の服を着ているマッチョのイメージが思いつかない。要するに、服が邪魔ってことじゃないですか。かっこいい身体を持っているのに、普通の服を着るとかっこよさが出にくくなってしまう。

せっかく服を着るなら、「筋肉を隠すのではなくて引き立てるような服を着よう」というのが大きなブランドコンセプトなのです。マッチョが服を着て普通に街を歩いたとき、”あの人めちゃくちゃかっこいいな“というのがもっと増えてほしいと思っています。

――ブランドを通して叶えたい夢、ビジョンのようなものがあれば教えてください。

金本 マッチョを見て、「かっこいい! 自分もそうなりたい」と思う人が増えるのが目標です。僕は個人的に、細マッチョもいいけどゴリゴリのマッチョが本当にかっこいいと思っていて。ただ現状、ゴリマッチョにはどこかむさくるしいイメージがあるじゃないですか。それはきっと、今まで作られてきたタンクトップとかポージングのイメージがあると思うんですよね。

ゴリゴリ鍛えた、自己実現をして自己管理もできるマッチョ。そんな人たちが「PHYSIQUE FRAME」をまとって、街で「かっこいい!」 と思われる。そして見ている人の中に「自分もマッチョになりたい」「鍛えて、『PHYSIQUE FRAME』が似合うような体になりたい」と思う人が一人でも出てくることが、目指すビジョンですね。

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マッチョが服をまとい、さらに輝ける世の中へ。

トレーニー待望の服が、今後の筋トレ人気に火をつけていくかもしれない。

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取材・文/森本雄大

 

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