8月のテーマは「カッコいい背中を目指そう!」
VITUP!読者の皆さま、こんにちは。ホットな8月は私NAOMIが担当します!
まず、イメージしてみましょう。遅刻しそうで猛ダッシュからの滝汗をかいた時、ワイシャツがぺっとり張り付いた背中を……。そして結構見られている、背中丸開きな流行りのワンピ―スの背中を……。「おーい、肩甲骨どこ行ったー?」なんて悲しい。やっぱり、肩甲骨の存在がわかる、無駄なお肉のない背中がいいですよね!
背中には、肩甲骨や腕の動きに関係する筋肉や姿勢を綺麗に保つための筋肉がたくさん存在するので、今回はまず、ヨガでもピラティスでもよく行なうエクササイズで、固まった肩甲骨の動きを良くして背骨全体を動かしましょう。
【エクササイズのポイント】
①手は肩幅、膝は坐骨幅の四つ這い姿勢で準備。軽くアゴを引いて首を長く保ち、背中も腰も平らにしたら、鼻から息を吸って準備します。
②鼻から息を吐きながら、背骨全体を屈曲させていきます。
まず骨盤を顔へ向け、次に腰の背骨、胸の背骨、首の背骨、の順番で一つ一つ椎骨を曲げてコントロールしましょう。この時、左右の肩甲骨は外に広げる意識を持ちましょう。
③鼻から息を吸いながら、背骨全体を伸展させていきます。
顔の方へ向いた骨盤を床へ向けていき、次に腰の背骨、胸の背骨、首の背骨、の順番で一骨ずつ伸ばしていきましょう。肩甲骨を下制させながら、首を長く伸ばします。上を向いたり肩がすくまないよう注意しましょう。
④屈曲と伸展の②③を丁寧に繰り返します。
ポイントは、「背骨全体をなめらかなで大きなカーブにする&反らせていくこと」。ここでは呼吸は、吸うのも吐くのも鼻からですが、苦しいときは“吐く時だけ口から”でもOKです。在宅勤務の合間のリフレッシュにも、ぜひお試しください!
【エクササイズのペース】
他のエクササイズのアップとして、毎回5セット行ないましょう。例えば、腹筋の前にやってもよいです。慣れるまでは、背骨一つ一つの動きを確認しながらゆっくり丁寧に、なめらかに動かせるようになってきたら動画のペースでやってみて下さい。
では、次回からしっかり背筋を使っていきますのでお楽しみに!
指導=藤野尚美
協力=株式会社E.M.I.
藤野尚美(ふじの・なおみ)
大学卒業後、独立行政法人日本スポーツ振興センターに入庁、競技場等に勤務した後、2005年に退職しフリーのダンサーに転身。舞台に立ちながら10代の生徒中心にストリート系ダンスを指導、多くのナンバー制作を手掛け、現在も育成に力を入れている。2015年、パフォーマンスの向上、怪我予防に役立つよう、ピラティスの指導資格を取得、その後E.M.I.で機能解剖学やCore Power Yoga CPY®を学び指導にあたる。
〈資格〉
・ピラティス
BASI PILATES Mat Work Teacher
Pfilates™(Pelvic Floor Pilates)トレーナー
Athlete Pilates AP™トレーナー
・ヨガ
Core Power Yoga CPY®トレーナー
・ダンス
avex Dance Master JSDAシニアインストラクター(Hip Hop, Jazz)
・その他
中学校教諭一種免許(社会)
高等学校教諭二種免許(公民)
〈出演・経歴〉
・嵐5大ドームコンサートツアーバックダンサー
・今井翼全国ソロコンサートツアー振付・バックダンサー
・NHK「少年倶楽部」バックダンサー
・日テレ系ダンス番組「スーパーチャンプル」出演
・DANCE FLASHコンテスト特別賞受賞
・全国美容週間・ヴェルファーレヘアショーモデル、ダンサー 等
・TIPNESS、JOYFIT、ルネサンス、NAS等のスポーツクラブにて、ピラティス、Core Power Yoga CPY®指導