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第55代ミスター東京は白井大樹!「好きなことを続けてきたからこその結果」【第56回東京選手権】

8/21(土)に東京・きゅりあん(大ホール)で開催された第56回東京ボディビル選手権の男子ボディビル部門で白井大樹が頂点に立ち、第55代「ミスター東京」となった。全国各地で行われるブロック大会の中でも特にハイレベルだと言われるこの東京選手権。全日本選手権9連覇を達成した鈴木雅、2019年の全日本選手権覇者・横川尚隆らも通った道であり、前回の54回大会では、次代のボディビル界を担う相澤隼人が史上最年少で頂点に立ったのは記憶に新しい。

そのような栄誉ある大会で白井は、第52~54回(2017年~2019年)の3大会連続で2位。あと一歩のところで逃してきた称号を、ついに手に入れることになった。

「優勝できて、ホッとしているのが正直なところです。自分としては、これまでの結果に対して思うところはそこまでないのですが、2位という結果が続き、自分が勤めているサンプレイの宮畑豊会長をはじめ応援してくれていた方々に気を使わせてしまっていたところがあったので、やっと『お待たせしました』と良い報告ができました」

今年は、この東京選手権に焦点を定めて準備を進めてきたという白井。2週間前のジャパンオープン選手権では8位という結果だったものの、「もともとジャパンオープンから東京選手権までに2キロほど絞ろうと思って進めていて、結果として2.5キロほど落とすことができ、予定通りでした」と話す。それだけに、この日のステージでも大きな自信を持って臨んでいたように見えたが、実はそれほどでもなかったようだ。

「自分は小心者なので、いつどの大会に出ても、『みんなすごいな』と、周りが気になっちゃうんです。審査員の方と目が合うこともなくて、『自分のことは見てないのかな』と思ったり。ピックアップ審査で『(自分のエントリーナンバーである48に近い)よんじゅう……』と呼ばれるたびに、ビクビクしてましたよ(笑)」

そう謙遜する白井だが、「ミスター東京」の称号は、それだけの謙虚と努力の積み重ねがあったからこそ手に入れられたものであろう。今後、さらなる活躍が期待されるが、今年に関してはこの先の大会出場は未定とのこと。最後に、自信の姿を見てくれた人へのメッセージを話してもらった。

「自分はあまり優勝とかにはこだわりがなく、トレーニングが好きで続けてきた結果、この位置まで来ることができました。なので、あまり肩肘張らず、好きなことをやっていくのがいいのかなと僕は思います。コンテスト、減量、バルクアップ……そういうことを考えすぎず、自分のペースでやりながら、苦手な部分を強化していく。最初からパーフェクトを目指しすぎずにやるのも、一つのやり方として良いのかなと僕は思います」

文・写真/木村雄大