「背中の中心」を鍛えて巻き肩卒業!




皆様こんにちは! ピラティストレーナーのAzusaです。

9月のテーマは「巻き肩からおさらば!」

ついに9月最後の投稿です。巻き肩は胸の筋肉が固くなり、背中の筋肉が弱くなってしまうと生じやすいと前回までの投稿でお伝えしてきました。テレワークなどのパソコン仕事のように前屈みの姿勢を取り続けると巻き肩になりやすく、肩こりの原因にもなります。

今回は9月の締めとして、背中の筋肉を使ったエクササイズをご紹介したいと思います。

*今週もタオルを使用します。(フェイスタオルぐらいの少し長めのタオルを用意してください)

【エクササイズのポイント】

①正座からスタートしましょう(座り方はあぐら座でも大丈夫です)。

②肩幅程度にタオルを持ちます(痛みのある方は広めに持ちましょう)。

③息を吸って肩甲骨を寄せながら、身体から両手で持ったタオルを引き離し、息を吐いて両手を下げていきます。チャレンジできる人は、寄せた肩甲骨を上に持ち上げて、さらにタオルを遠くに引き離していきましょう。

④上体が前に倒れないように注意します。

⑤10回×2セットを目標に、初めは無理のない範囲で行なっていきましょう。

 

【今週のAzusaのワンポイント筋肉】

★下部僧帽筋
背中の真ん中あたりにある筋肉で、巻き肩の人はとにかくこの筋肉が弱いです。下部僧帽筋が弱いと巻き肩だけではなく、四十肩、五十肩の原因にもなりますので、腕が上がらなくなる前にしっかりとエクササイズで強化していきましょう。

 

4週に分けてお届けした、「巻き肩からおさらば!」はいかがでしたでしょうか?

来月はNAOMIトレーナーにバトンタッチ! どんなエクササイズがあるのか今から楽しみですね運動をするには最適な季節になってきました。季節も味方につけて来月も頑張っていきましょう!

では、また11月にお会いしましょう!

 

指導=成田亜寿沙

協力=株式会社E.M.I.


成田 亜寿沙(なりた・あずさ)
大阪府立登美丘高等学校出身。高校卒業後、ダンスの専門学校に通い、ユニバーサルスタジオジャパンのオープニングダンサーとして1年間勤務。その後上京し、コロッケコンサート全国ツアーや、有名歌手のバックダンサーとして全国各地に巡業。セカンドキャリアとしてピラティスの資格を取得し、ピラティスの魅力に引き込まれていく。正しく息をすれば、身体が変わり、思考が変わり、心が変わり、幸せになる。「息するカラダ」というビジョンのもと、ピラティス・ヨガのメソッドで身体機能を整える。
【所有資格】
Basiピラティス Comprehensive
Basi認定 産前産後マタニティピラティス
E.M.I認定  Core Power Yoga CPY®
E.M.I認定 Athlete Pilates
Body Code System in Italy認定 Master Stretch
日本ピラティスアカデミー認定 Stretch-eze
栄養コンシェルジュ 2つ星コース認定