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令和の怪物がついに日本のトップに。成長を止めない相澤隼人はすでに次を見据えて動き出す【第67回男子日本ボディビル選手権】

10/10(日)、東京・メルパルクホール東京にて、第67回男子日本ボディビル選手権大会が開催され、日本体育大学に在籍中の相澤隼人が頂点に立った。ベテラン勢が上位を占めることが多いこの競技において、弱冠21歳の戴冠はもちろん史上最年少。前回大会(2019年)の9位からジャンプアップを果たし、25歳で王者となった横川尚隆に続き、若き力がボディビル界に新たな風を巻き起こした。

9月の日本クラス別選手権の際にも話していたように、身体づくりの面では主に上半身のサイズアップに注力しつつ、「自信はありましたし、自信が溢れている姿をステージ上でうまく表現できたのではないか」と話すように、コロナ禍の2年間で内面的な部分やステージングの面でも大きく成長。「仕事だったり、勉強だったり、人生はボディビルだけではないということも、この2年間でわかりました。そういった心の部分も、成長できたところです」と語るように、大会中止となった期間の中でも前向きに歩み続けたことが、今回の躍進につながったようだ。

決勝審査ファーストコール。左から加藤直之、木澤大祐、相澤、須山翔太郎

今回の優勝により、周囲が期待するのはもちろん連覇。それも、2度や3度ではなく、2018年まで続いた鈴木雅の9連覇や、1987年から13連覇を果たした小沼敏雄の記録も超える、まさに伝説とも言える活躍を期待するだろう。

「来年からは追われる立場になりますが、チャレンジャー精神は絶対に忘れてはいけないと思っています。今日の自分を超えるために来年、それをまた超えるために再来年……そうやって超え続ければ、よりチャンピオンらしい身体になっていくと思います。所属している日体大バーベルクラブでは、部のモットーとして『強く、優しく、美しく』という言葉があり、1年生の時から、強い選手であり、優しい選手であり、そして美しくいたいという思いを胸に持って取り組んできました。それをこれからも忘れずに持ち続けて、頑張っていきたいと思います」

ボディビル新時代の到来をもたらした、令和の怪物にぬかりはなし。相澤はすでに今日から、また自分を超えるために新たな一歩を進めていく。

文・写真/木村雄大

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