これで猫背とおさらば? 近未来的「人工筋肉」で姿勢改善【SPORTEC2021体験リポート】




12/1(水)~12/3(金)に東京ビッグサイトで、毎年恒例の日本最大級のスポーツ・フィットネス・健康産業総合展「SPORTEC」が開催されました。さまざまなトレーニングマシンが立ち並ぶこの会場で、VITUP!編集部が「これは!」と思った4つの最新マシンを体験リポート!1つ目は、「人工筋肉」で姿勢を改善するという近未来的なマシンから。

正しいポジション・動きへと導く「着る、筋肉」

会場内を歩いていると、青と黒のかっこいいブースの前で、何やら器具を身にまとってスクワットをしている人の姿が……。さっそく近づいて話を聞いてみると、この近未来的なマシンは、空気圧を利用して補助力を発生させることで、人の運動をサポートして姿勢改善に働きかけるものであるとのこと。名前は「イノフィス フィットネス(仮称)」とのことです

デスクワークの多い現代。猫背やスマホ首という問題が取り上げられるように、姿勢改善は重要なトピックと言えるかもしれません。ただ、根本的な筋力が弱っていると、正しい姿勢を維持することも困難なもの。そして姿勢の乱れは、筋トレ効率の減退にもつながります。

そんな問題を解決すべく生み出されたのが、イノフィスが開発した「人工筋肉」を用いて、全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会(NESTA)がトレーニングメニューを開発した、「イノフィス フィットネス」なのです。

編集部員・森本も、このイノフィス フィットネスを体験させていただきました。

装着前に「だいぶ姿勢が前かがみですね。これは効果が期待できますよ」とスタッフの方に声をかけていただき、驚きと同時に期待が高まります。

装着した後、空気圧を注入して人工筋肉を膨らませていきます。前かがみだった姿勢が徐々に矯正されていき、最後は背筋がピンと伸びた姿勢になることができました。

そしてその状態で、スクワットや歩行へと移っていきます。

スクワットの際も、太ももと腰に装着した人工筋肉が動作をアシスト。補助と言っても負荷が逃げるわけではなく、正しいポジションで動きを行なうことができるので、むしろ、より負荷がかかっていると実感することができました。

私自身、普段立っているときは太ももの前部に力が入っていたようです。しかし、イノフィス フィットネスを着用すると、お尻や太もも裏に常に力が入っているような感覚になります。

続いてはスーツを装着して、歩行を行なっていきました。

歩行時も自然と背筋が伸び、感覚としては後ろに引っ張られているようでした。しかし、不思議と疲労や違和感を感じることなく行なうことができたのです。

イノフィス フィットネスの仕組みとしては、歩行姿勢と座位姿勢を正すことで腹圧をアップ。その結果として身体を正しいポジション・動きへと導きます。結果として悪い姿勢から正しい姿勢にリセットすることが可能になり、安全で効果的なエクササイズが可能になります。

私自身、姿勢の悪さがエクササイズの効果ダウンにつながっていることは衝撃を受けました。それでもこういった器具があることで、より安全に健康的な身体を作ることができるのではないでしょうか。

姿勢が改善された感覚を味わえて、「姿勢はこう正せばいいのか!」ということがわかるのも大きなメリット。一度装着すれば、姿勢改善へのモチベーションが上がるのではないかと実感しました。

姿勢改善とボディメイクの相乗効果が、フィットネスの新時代到来を予感させます。

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文/森本雄大
写真/木村雄大

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担当:株式会社イノフィス マーケティング部 前嶋哲哉