百花繚乱のレギンス祭り。関東新人戦で石合優香が3階級制覇




2/23(水・祝)、東京・北とぴあにてマッスルゲート関東新人戦が開催された。本大会は、コンテストの登竜門イベントとして2022年も日本各地で開催されることが決まっている「マッスルゲート」の中でも、よりビギナーが参戦しやすい大会として昨年に新設。今年はこの関東大会に加えて、2/26(土)に兵庫・西宮アミティホールでも関西新人戦の開催が予定されている。

この関東新人戦が過去の大会に比べてとりわけ特徴的だったのは、女子の新設カテゴリーであるウーマンズレギンスの参加者の多さだ。昨年に新設されて以降、大会を経るごとに多くのトレーニーが参戦してきたが、今回は全カテゴリーで約170名のエントリーのうち、なんと70名がウーマンズレギンスにエントリー。下は学生から上は50代後半まで、それぞれが好みのウェアをまとい、カラフルにステージを彩った。

その中で、3階級(新人の部158㎝以下級、35歳以下の部、158㎝以下級の3階級)に出場した石合優香は、その全てで金メダルを獲得。普段は仕事の前後にトレーニング励んでいるという彼女は、「もともとダイエット目的でトレーニングを始めたのですが、昨年末にパーソナルトレーニングを受けているトレーナーの方に勧められて、出場を決めました。素直に嬉しいです」と、コンテスト初挑戦で大きな勲章を手に入れた。

これまでの女子カテゴリーの定番であるビキニやウーマンズフィジークは、鍛えはじめて日が浅い、まだ身体が仕上がっていないトレーニーにとってハードルの高さがあるのは否めないが、「ウーマンズレギンスという出場しやすいカテゴリーがあることで、ステージに立つことができました。今後の大会出場予定は未定ですが、年末のゴールドジムジャパンカップは出場してみたいと思います」と彼女も話すように、女子トレーニーにとっての入り口が広がり、その先の新たな目標の発見にもつながっているのは確かであろう。

マッスルゲートでコンテストデビューを果たし、さらに大きく羽ばたいていく選手が現れることを期待したい。

取材・文・写真/木村雄大

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【大会リポート】2/23(水・祝)開催 マッスルゲート関東新人戦