ひとくちに減量と言っても一般的なダイエットからスポーツにおける減量まで、その目的によってアプローチ法もさまざまだ。ここではボディビルなどともまた違う、現役格闘技選手の減量を公開。3月21日に試合を控えるダイキ・ライトイヤー選手(修斗GYM神戸)の協力のもと、試合当日までのリアルな体の変化をリポートする。
3.21後楽園大会は世界チャンピオンシップを筆頭に、バンタム級の注目カードが目白押しだ。現在、バンタム級は世界基準に合わせ-61.2㎏に設定されており、UFCではアルジャメイン・スターリング、RIZINでは堀口恭司や朝倉海らと同じ階級にあたる。今回モデルを務めてもらうダイキのカテゴリーも、最激戦区のバンタム級。RIZINでのKO勝利から4ヵ月弱、通常体重が71~72㎏というダイキの試合2週間前の姿はいかに——。
<試合2週間前>
3月7日(月)
【食事】
・朝/ヨーグルト200g、プロテイン1杯、バナナ
・昼/ご飯150g、鶏胸肉皮なし150g、温野菜(ブロッコリー、さつまいも、里芋、煮卵1つ、納豆)
・夜/オートミール40g、鶏胸肉皮なし150g、温野菜、煮卵1つ
・間食/茹で卵1つ、デーツ50g (約8粒)バナナ一本
・練習後/プロテイン
・就寝前/グルタミンを飲んで就寝
【練習】
・総合格闘技ゴンズジム/打撃スパー5分7R、ミット5分4R、MMAスパー5分4R、シチュエーションスパー、サーキットトレーニング
※仕事終わり→胸トレーニング→修斗ジム神戸(19時半〜20時半までクラス指導)→総合格闘技ゴンズジムへ出稽古(21時~)
【コメント】
「減量中でも日曜日は仕事も格闘技の練習も休みなので(有酸素運動や軽めのトレーニングはします)、疲れた体の回復とリフレッシュも兼ねて、体重を測ったりせずしっかり食べる日にしています。ただ6日の日曜日に少し食べ過ぎたせいで、67.5㎏だった体重が70.9㎏に…。一時的なことですが、むくみもすごくて少し焦ります(笑)。でも月曜日からまた激しいトレーニングと減量が始まるので、また体重は落ちていきます」
※試合10日前の“3月11日(金)の体”は、3月12日(土)にアップ予定。減量や試合に向けてのインタビューも掲載。ケガなどにより変更する場合もございます。
ダイキ・ライトイヤー(だいき・らいといやー)
1988年9月10日、兵庫県出身。172㎝。修斗GYM神戸所属。プロフェッショナル修斗/16戦7勝(2KO、2S)6敗3分。VTJ/3戦2勝(2S)1敗。RIZIN/1戦1勝(1KO)。今年1月からYouTube『ダイキライトイヤーちゃんねる』を開設。
プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.2
2022年3月21日(月・祝)、東京・後楽園ホール
<主な対戦カード>
▼世界バンタム級チャンピオンシップ5分5R
岡田 遼(パラエストラ千葉/王者・2度目の防衛戦)
vs
安藤達也(フリー/挑戦者・同級1位)
▼ウェルター級5分3R
西川大和(西川道場/世界ライト級王者)
vs
山田崇太郎(The Pandemonium/同級世界3位)
▼バンタム級5分3R
石井逸人(TRIBE TOKYO MMA/同級世界4位)
vs
石橋佳大(ZEEKジム/同級世界5位)
▼バンタム級5分3R
後藤丈治(TRIBE TOKYO MMA/同級世界8位)
vs
ダイキ・ライトイヤー(修斗GYM神戸)
※第4代環太平洋フェザー級王者・土屋大喜(roots)の引退セレモニーを開催。