3/13(日)に千葉・青葉の森公園芸術文化ホールにて開催された、Super Body Contest(SBC)の2022年開幕戦となる千葉大会(CHIBA 00)。2019年に始まった新興コンテストだが、初心者も出場しやすいフレンドリーで温かい雰囲気のあるコンテストであり、この日も多くのビギナーがステージに立った。
女子SBC部門、TREND部門の両方を制覇した茶屋葵も、実はその一人である。
「トレーニングで何か結果を出したいと思い、SBCに出場を決めました。SBCは、いくつかある大会の中でもダンスのような動きをポージングに取り入れることができ、個性をアピールでき、初心者にも出やすい大会だと思ったからです。今回はダブルエントリーのため何度が出番があったのですが、1回目の登場のときは、緊張で足がプルプル震えてしまって、抑えるので必死でした。思っている以上に自分は弱いんだなって思うぐらい、すごく実感しましたね」
初ステージの感想をそう語る茶屋だが、観客席から見ている限りはそんな様子はほとんど感じられず、むしろすでに優勝経験を持っていてもおかしくないとも思えるほど堂々としたもの。アウトラインが重視されるSBC部門と、スリムなボディラインが評価されるTREND部門の2つのステージに立つことに関しても、「TRENDではスリムに見えるように、肩を出し過ぎないようにとか、大円筋を広げないようにとか、あるいは手を置く位置とかを意識しましたね。あとは堂々とかっこよく見えるように。緩急を気を付けました」と話し、入念な準備が導いた結果であることは言うまでもない。
もちろん、そのようなコンテスト対策だけで優勝を得られたわけではない。「勝利の要因は?」と問うと、返ってきたのは、そのキュートな笑顔に隠された強い信念だった。
「信じたこと。優勝を獲りたいという気持ちはずっとあったので、毎日、『獲るぞ、獲るぞ』と復唱して。そうして自分を信じることができた。それが要因かなと思います」
今大会では、両部門での総合優勝に加え、全女子選手の中から一人だけ選ばれる、ベストパフォーマンス賞も獲得。初ステージで3つの戴冠は出来すぎの結果かもしれないが、強い心を持つ彼女なら、それに甘んじることなく、さらなる高みに向けた挑戦を続けていくだろう。
「これから夏にかけてもいろんなコンテストに出ていきたい」と意気込む茶屋は、2022年、SBC界を盛り上げるニュースターとして、輝きを増しながら突き進んでいく。
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