短趾屈筋の深部にある足裏の筋肉。踵骨の内側突起、外側突起の二頭から起こる。
停止部分は長趾屈筋腱に付着。長趾屈筋をカカトに向かう方向に引っ張ることで、足趾を屈曲する動作を補強するなど長趾屈筋の作用を補助する働きを持つ。
足底方形筋が機能しないと、長趾屈筋が過剰に働いてしまう場合がある。
その場合は長指屈筋の緊張を緩める他、正しい屈曲方向への運動を誘導することで足趾の機能が改善する。
<起始>
・踵骨の足底面の内側突起・外側突起
<停止>
・長趾屈筋腱の外側縁
<支配神経>
・外側足底神経(S1~S2)
<主な働き>
・第2~第5趾PIP関節の屈曲
・長趾屈筋の補強
<関連記事>
◆食事で改善? 足をつらないためのアプローチ【川﨑泰代の美筋食】