トップフィジーカー寺島遼がJBBF引退を発表。今後はFWJでプロカード取得を目指す




JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPSで連覇中、世界大会でも連覇を達成している寺島遼が、自身のYouTubeチャンネルでJBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)主催大会からの“卒業”を発表した。今後はFWJ(Fitness World Japan)への参戦、そしてボディビルコンテストの世界最高峰の舞台であるミスター・オリンピアを目指していく。

移籍の理由としては、「率直に言うと、目標が変わった」と報告。2017年からJBBFに参戦し、この舞台で日本一、世界一を獲得した寺島にとっては、現状で可能な限りの目標は概ね達成。「メンズフィジークという競技を始めて、オリンピアや、IFBB PROの選手たちを見て育ってきた。そこを目指したいという気持ちがあり、自分の可能性を信じたい、挑戦したい気持ちになった。それはJBBFではできないことなので、移籍を決断した」と胸中を語っている。

動画内ではその他に、戦う場所を変える上での自身の課題や、今後JBBFのメンズフィジークをけん引していくと期待する直野賀優、佐藤綾、長澤秀樹らへの思い、共に日本代表として戦った鈴木雅や、親交の深かった横川尚隆や須山翔太郎とのエピソードを語りつつ、JBBFの関係者への感謝の言葉を述べている。

今後については、FWJのリージョナル大会への出場、そしてプロカードを取得するべく11月のプロクオリファイへの出場を予定しているとのこと。またその先の目標としては、3年以内にプロとして海外での活躍を目指すと宣言。さらなる高みを目指す寺島の今後に、期待したい。

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