目指せビッグボス! 初老を迎えた編集部員がHIITトレーニングにチャレンジ(前編)




中年男性に優しいレベルの傾斜にも関わらず、数分でふくらはぎがパンパンに

アラフィフと言えばなんだかマイルドな表現になりますが、実際のところはただの初老。今年1月に戦国時代なら天寿をまっとうしていたと思われる50歳を迎えました編集部員の松浦です(実際は『人生50年』というのは誤った解釈ですが…)。

数ヵ月前までは片道10㎞以上の自転車通勤も苦にならなかったおじさんですが、仕事が重なったこともあり昨年末についに断念。今は電車に乗れば真っ先に座る場所を探すという、ある意味では年相応の人間となってしまいました。

そこからは仕事、食事以外は記憶がないというくらいの単調な毎日を送り、気づけば3ヵ月で約7㎏増量。ラーメンとアルコールによるメタボ化により、生活習慣の改善が急務となってしまいました。

世間では同い年の“ビッグボス”こと新庄剛志監督(北海道日本ハムファイターズ)が、年齢を感じさせないエネルギッシュな動きを見せています。それなのに自分は着々と脂肪を蓄える毎日——。そんな時に目に入ったのが、25歳編集部員がアップしたHIITトレーニングの記事でした。

高強度という言葉を見て脳が反射的に拒絶反応を示しましたが、編集者にとって短時間という言葉はなんとも魅力的です。そこで、さっそくY personal training gym(ワイ パーソナルトレーニングジム)山田賢児トレーナーとコンタクトを取り、『目指せ、ビッグボス! おじさん編集部員のHIITトレーニング体験記』を打診させていただきました。

ご協力いただいたY personal training gymの山田賢児トレーナー。東京農業大学時代は箱根駅伝に出場。マンツーマン指導回数は延べ約2万回を数える敏腕トレーナーだ

すると多忙にも関わらず、山田トレーナーは本企画を快諾。かくして中年編集部員によるHIIT企画が実現することになりました。

HIITのさわりを体験