池袋サンシャインシティで開催されたコスプレイベント「アコスタ池袋」(5月3日~5日)。コスプレ初心者でも気軽に参加できる同イベントには、今年も多くのコスプレイヤーが参加し大盛況。コスプレイヤーと言えば、キャラクター顔負けの筋肉や美ボディが印象的だ。推しに恥じない肉体を磨き上げるため、いったいどのような努力を行なっているのだろうか。そこでVITUP! 編集部が、筋肉・スタイル自慢のコスプレイヤーたちに取材を敢行し、その秘密や人物像を探っていく。インタビュー3人目は、役者・焼鳥屋・コスプレイヤーの三刀流で活動を行なう、「しょー太郎二郎」さんにお話を伺った。
筋トレで仕事・プライベートともにいい影響が出てきた
――お仕事やコスプレと、多彩な活動をされているのですね。
「基本は焼鳥屋なのですが、少しだけ役者の活動もしています。コスプレは趣味で始めて、それに伴って筋トレもするようになりました」
――コスプレが筋トレのモチベーションになったと。
「そうですね。もともと、友人といろいろなスポーツを楽しんでいたのですが、筋トレはしていなかったんです。コスプレを始めてから、今日やっている『エドワードティーチ』というキャラの衣装を着るために鍛えるようなりました」
――どんなトレーニングを行なっているのでしょうか。
「コロナ禍なので家トレしかしていないですが、ダンベルを使ってダンベルフライやローイング種目、腹筋ローラーなどを行なっています。腹筋ローラーは毎日やるようにしていて、この前120日連続の記録を達成しました。夏までに体を仕上げたいので、気合いを入れてがんばっています」
――120日連続はすごいですね。腹筋にも線が入っているのがわかります。
「最近ようやく努力の成果がでてきて、すごくうれしいですね。いろいろな方のYouTube動画を見て『3ヵ月はがんばろう』とか『半年がんばれば周りにもわかるくらい変わる』と言うメッセージから勇気をもらってきました。そういった声を支えにがんばってきたので、今日も声をかけていただいてうれしいです」
――それは何よりです。見た目の変化以外に、筋トレをしてよかったことはありますか。
「毎日のいい習慣ができたことが大きいです。毎朝体重を測る、体のコンディションをチェックするなどですね。役者業でも直接お仕事にはつながっていないですが、現場で『姿勢がよくなったね』と言ってもらえることが増えました。あとこれは笑い話ですが、体が厚くなってきて、焼鳥屋で自分が通路にいると通れないと言われます(笑)。それだけ筋トレの成果が出ていると思っています。うれしい悩みですね(笑)」
――まだ直接影響はないとのことですが、役者業に筋肉が活かされる日がくるといいですね。
「そうだとうれしいですね。最近、世の中が筋肉を求めていると思うんです。ジュラシック木澤さんなどガチトレーニーの方がガンガン露出し始めているので、以前とは違う熱量を感じます。自分も、あの方々の100分の1でもいいからがんばろうと思っています。夏までにあと3ヵ月、もうひと踏ん張り鍛えていきます」
――最後に、今後の目標を教えてください。
「夏のコミケに出て、いろいろなレイヤーさんが集まる中でも注目を浴びたいです。そのためには筋肉が必要だと思うので、継続してがんばります」
しょー太郎二郎さん(Twitter:@taroujirou_c)
取材・文・写真/森本雄大