「なぜ、歯ぐきが健康な人ほど長生きできるのか?」見落とされがちな相関関係に迫る




書籍『なぜ、歯ぐきが健康な人ほどいつまでも長生きできるのか』(クロスメディア・パブリッシング)が発売されています。

著者である歯周病権威の船越栄次氏は、40年以上にわたり多くの症例を診る中で、「歯ぐきを大切にしている人、歯ぐきの健康状態がいい人は全身の健康状態が良好で、何歳になっても生きる意欲が高い」ことに気づいたそうです。

健康寿命を延ばすために最終的に行きつくのは、「日々の食事でしっかりと栄養をとり、習慣的に体を動かすこと」です。そしてこの当たり前の健康習慣をずっと続けていくためには、当然ながら歯が重要です。

食べる、話すといった日常的な行動に、歯は大きく関係しています。しかもそれだけではなく、じつは運動機能にも少なからず関係しているのです。「噛む」という行為は、脳を直接的に刺激する行為であり、近年では医学的にも、認知症予防につながる可能性があるということが明らかになっています。

実際に介護施設で行なわれた調査でも、入れ歯が合っておらず正しく噛めない人や、つねに入れ歯を外している人は、認知症になるケースが多いという報告があります。

こういった事例から見ると、噛み合わせの重要性や、その土台となる歯ぐきのケアがいかに重要なものか見えてくるでしょう。

本書には、歯周病予防のためのセルフケア方法や歯ブラシ・歯磨き粉の選び方、初期症状を見抜く6つの兆候、歯周病が進行してしまった場合の対処法、信頼できる歯科医師の探し方などが書かれています。人生100年時代を健康に過ごすヒントを、この本から学んでみるのもいいかもしれません。

◆書籍概要
書籍名: なぜ、歯ぐきが健康な人ほどいつまでも長生きできるのか
著者 : 船越栄次
発売日: 2022年5月13日
出版社: クロスメディア・パブリッシング
価格 : 1,601円(税込み)