忙しい中でトレーニング時間を確保するコツを教えてください【バズーカ岡田にきけ!】




これから筋トレを始める初心者から、トレーニングを日常生活に取り入れている人まで。あらゆる悩みについて、骨格筋のエキスパートであるバズーカ岡田先生にズバリきいてしまう連載企画。今回は、トレーニング時間の確保について。
※本投稿は、2018年に「VITUP!」にて投稿された記事を再編集してお届けするものとなります。

柔軟な発想を持て、喝!

これは難しい質問ですね。でも、今は24時間営業のジムもあるので、確保できないということはまずないはずです。本当は確保できるんです。
私も忙しい時は仕事を優先し、トレーニングは休みます。しっかりと睡眠を取って、翌日の仕事をもっと良くすることを考えます。しかし、ボディビルの大会を控えていたら、どんなに忙しくてもトレーニングは休みません。結局はトレーニングにどこまでプライオリティを置いているかということだと思います。

だから時間を確保するコツとしては、トレーニングの優先順位を上げていくしかないと思います。それでは根本的な解決にはならないという人もいるかもしれませんが、トレーニングというのは、しっかりと継続してこそ効果を得られるものです。「トレーニングをやって、休んで、休んで、またやって……」といったようでは効果を得られません。

せっかくトレーニングをやるのであれば、少しでも効果を重ねていくべきだと思います。「しっかり追い込む」こと、それを「積み重ねていく」ことこそが筋肥大、肉体変化へ唯一の道だという思考回路を手にする。頭で理解することで思考回路は変わります。思考回路が変われば行動も変わります。

また、トレーニング時間を確保したいということは、「トレーニングがやりたいのにできない」ということです。なぜやりたいかというと、積み重ねていくことが大事だとわかっているからです。

考え方を変えて、自宅でプッシュアップやスクワットジャンプをする、公園で懸垂をする、ダッシュをする。器具を使わなくてもできるトレーニングで体に最低限の刺激を与えておいて、次にジムでトレーニングができる時までつなぐ。「今日はジムに行けないから100点のトレーニングはできない。じゃあやめる」ではなくて、60点~70点のトレーニングでもいいから自宅でやって次回へのステップにする。そういった柔軟な発想を持てないようでは「喝!」です。


岡田隆(おかだ・たかし)
1980年、愛知県出身。日本体育大学教授、博士(体育科学)、理学療法士、ボディビルダー。東京都立西高校卒、日本体育大学卒、同大学院修了、東京大学大学院単位取得後退学。日体大にて筋肉に関する研究と教育を行なっている。トップアスリートから一般の方までそれぞれに適した身体づくりを提案・指導しつつ、自らも身体づくりの究極の実践者としてボディビル競技への挑戦を続けている(2016年日本社会人ボディビル選手権大会優勝など)。2021年東京オリンピックでは、柔道全日本男子チーム体力強化部門長として史上最多5個の金メダル獲得に貢献。骨格筋評論家「バズーカ岡田」として『ホンマでっか!?TV』など多くのメディアに出演。公式YouTubeチャンネル「バズーカ岡田の筋トレラボ」は登録者約25万人(2022年4月現在)、『除脂肪メソッド』など著書は累計100万部を突破している。社会実装が重要と考えており、実践と学術研究から得られた実践的・科学的知見を実際に享受できる場として、パーソナルジム「STUDIO BAZOOKA」やボディケアサロン「ACTIVE RESET」を展開している。
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