7/27(水)~7/29(金)の3日間、東京ビッグサイトで日本最大級のスポーツ、フィットネス、健康産業総合展「SPORTEC」が開催されました。さまざまなトレーニングマシンやサプリメントなどのブースが立ち並ぶ同イベントで、VITUP!編集部が「これは!」と思ったブースをリポート。今回は、身につけることにより運動のデータを収集できるデバイスと、体温を利用したサポートギアを紹介します。
心拍数などのデータを収集。コストダウンも実現
まずブースで目に止まったのが、高精度のGPSトラッキングシステム・SPT(SPORTS PERFORMANCE TRACKING)というアイテム。
こちらはデバイスを装着したベストを身につけて運動することにより、パフォーマンスの記録を測ることができるアイテム。移動した距離の合計や最高速度、活動した合計時間などを測定することができます。サッカーやラグビーなど、多くのスポーツチームで導入が進んでいるというこの商品。ブース担当を務める、株式会社ジェイ・エスの長岡茂さんにお話を伺いました。
「SPTを用いるとウォーミングアップや試合中など、さまざまなシーンでデータを測定することができます。ひと昔前は、選手が紙に書いた記録とグラウンドのサイズを照らし合わせるなどでデータを収集していました。デバイスの活用が正確なデータ収集につながり、スポーツ選手の力になれればうれしいです」
このアイテムはフル充電で6時間稼働することができ、ネットにつなげばコンディションの分析・管理も可能。記録されたデータはWebアプリケーションサービス「Game Traka」により分析することができます。
SPTの基本ユニットはデバイス1台、ベスト1枚のセットで54,780円(税込み)となっており、同系統の商品と比べると価格が抑えられていることも特徴。チームに複数台導入する際などに、心強い味方になってくれるでしょう。
◆その他にもお役立ちアイテムを展開。体温を用いて、筋肉の熱量を維持するサポートギアは次のページへ。