Super Body Contest(SBC)の大阪大会(OSAKA 06)が、8/11(木・祝)に大阪・エルおおさかにて開催され、今年から始まったCOLLECTION部門のSBC MONOKINI(モノキニ着用の競技)カテゴリーで、今回がコンテストデビューの鷲尾寿里がChampion of the show(総合優勝)に輝いた。
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「運を味方につけたかなという感じですが、とても嬉しいです」と笑顔の鷲尾。今回はCHARM(女子18歳~39歳)クラスの出場者が一人のみであり、MONARCH(女子40歳~)クラスの西田由香里との一騎打ちで得た総合優勝ではあったが、優勝は優勝。初めてのステージで得た栄冠として、これ以上に嬉しいものはない。
「とにかく初めてのコンテストなので、まだ自分のことはよくわかっていません。だから、SBCの中でもいろいろなカテゴリーに出て、自分に合うものを考えていきたいなという段階でした。でも、このモノキニは特に気に入っていて、特にサイドポーズが好きなので、これでいこうかなと少し気持ちが傾きました」
得たものは優勝だけではない。SBCという大会の良さを知ることができたのは、大きな収穫だろう。
「まだ歴史の浅い大会なので、『誰でもウェルカムの雰囲気があるので出やすいよ』と知人に教えていただいたので、出場を決めました。私の勝手なイメージですが、バックステージでは選手同士がギスギスしている感じなのかな……と出る前は思っていましたが、まったくそんなことはなく。みなさんとても親切で優しくて、何より楽しかったです。(ヘッドコーチである)木下智愛さんも、(代表の)村松良一さんのフィードバックも丁寧で、この温かい雰囲気が好きになりました」
まだまだコンテストビギナーであることに変わりはないが、今回得た自信を手に、この先もステージに立ち続けていく。
「私はものすごく緊張するタイプなので、もっと場数を踏みたいなと思っています。次は、10月の京都大会に出ようと思っていますが、下半身や背中の筋量もまだまだですし、脂肪を落とすことも必要だと思います。コツコツと自分らしく成長して、その先の結果につながればいいなと思います」
取材・文・写真/木村雄大