家族の支えを力に、伊藤孝がリベンジに向けて大阪決戦を制す【Super Body Contest OSAKA 06】




8/11(木・祝)に大阪・エルおおさかにて開催されたSuper Body Contest(SBC)の大阪大会(OSAKA 06)にて、伊藤孝が男子SBC部門の覇者となった。

SBCに限らず、マッスルゲートなど他団体のコンテストに出場しながら研鑽を積んでいる伊藤。2019年のSBC初年度は決勝大会(SBC FINAL)で2位、コロナ禍の2020年はニコニコ生放送とのコラボコンテスト「ニコ生でスパボ2」で優勝を果たすなどの実績を持っている。

「昨年はフィジーク競技の大会を目指して身体をつくっていましたが、今年はSBCでトップに立つために、少し絞りを意識して、ボクサーパンツの姿がきれいに見えるSBC向けの姿を目指して調整してきました。まずは初戦のこの大阪大会で優勝できて安心しています」

180cmを超える身長にビシっと決めた髪型、そしてやや強面でイカついイメージのある伊藤だが、以前にSBCに出場した際のプロフィールの趣味の欄に「娘と遊ぶこと」と書くほど、バックステージでは優しい笑顔と甘い声で家族と触れ合う姿が印象的。ステージ上でも考えているのは、愛する家族のこととのこと。

「家族の支えがあってこそ、自分はコンテストに出場できると思っています。実際の競技中も、他のところを見ていると緊張してしまうので、いつも応援に来てくれている妻と子どものほうを見ながらステージに立っていますから」

SBCに絞って戦う2022年、目指すは日本一のみだ。

「2019年は2位でとても悔しい思いをしたので、今年はリベンジ。それだけを目指して12月に向けて身体をさらに磨いていきます」

取材・文・写真/木村雄大