9/19(月・祝)、神奈川・茅ヶ崎文化会館にてオールジャパンフィットネスチャンピオンシップス2022が開催された。日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の男女のフィットネス競技の日本一決定戦であり、初日はマスターズクラス、2日目は身長別一般クラスの各階級の審査が行なわれた。
この日は、これまで開催されてきた男子の人気競技「メンズフィジーク」に加え、より筋肉の厚みのあるボディが評価される競技として昨年にスタートした「マスキュラーフィジーク」も開催。この新部門で、名古屋のジム「GOAL-B」の代表トレーナーを務める“マンティ福原”こと福原俊介が、チャンピオンとなった。学生時代はアメリカンフットボール部に所属して身体を鍛え上げ、2019年の埼玉オープンメンズフィジークで優勝者、 中四国ボディビル選手権の75kg超級でも3位入賞を果たしている実力者。この競技の初開催となった昨年の「SPORTEC CUP 2021」に続く体幹となった。
筋量はあるけどボディビルでは難しい、逆にメンズフィジークだとありすぎて評価が得られない、そんな選手たちにとっては今後、活躍の舞台は増えていくだろう。今回は16名のエントリーにとどまったが、フィジークの新時代を感じさせる競技として、さらなる発展を期待したい。
文・写真/木村雄大