「ガリガリ編集部員、ムキムキへの道」トレーニングの落とし穴? 正しいフォームでより効果的なトレーニングを




VITUP!読者の皆様、こんにちは。VITUP!編集部員のシュー・ハヤシです。

ビギナーになって初めて自主トレを経験しました。今まではトレーナーさんの指導を受けながらやっていたので、1人でのトレーニングは少し緊張と不安があります。これも熟練トレーニーになるための一歩だと思い、せっかくなので今まで行なっていた種目の重量を思い切って上げてみたところ、かなりきつかったものの何とか10回やり切ることができました。今まではフォームを身につけるためあまり重量を気にしすぎないようにやっていましたが、重量を上げられるようになると強くなったことを実感でき、モチベーションにもつながります。初心者の時よりひと回り成長できた気分になり、その日は満足してトレーニングを終えました。

ビギナーサポートでは自主トレをメインに進めつつ、合間でトレーナーさんにフォームの確認や重量のチェックなどをしていただけます。1人でトレーニングをしている間に重量を上げていた私は、ひそかに自信満々になりながらトレーナーさんにチェックをお願いしました。しかしここで事件発生。重量を上げることを意識しすぎた結果、フォームが崩れてしまっていたのです。

とくに衝撃だったのがチェストプレス。本来は胸を鍛える種目のところ、私の場合は肩が上がって腕を使うフォームになってしまっていました。12kgからスタートして重量を上げていき、20kgの大台に到達して喜んでいたところだったので、ショックも大きかったです。筋力アップしたわけではなかったことにがっかりしながらも、もう一度トレーナーさんから正しいフォームを教えてもらい、5kgから再スタートとなりました。

レッグプレスは問題なく、「良いフォームですね」と言っていただけました。最初から高重量を扱えていたこともあり、自分の中でも好きな種目です。今回ほめてもらえたことは自信につながります。バリエーションとして、足を置く位置を変えることで脚の片面を重点的に鍛える方法も教えてもらった他、「もっと重量を上げても問題ない」というお墨付きももらいました。

自分ではしっかりとやっているつもりでも、つい重量を意識してしまうとフォームが崩れてしまいがちです。筋力をつけるためにより重い重量に挑戦したいという気持ちはありつつも、そのためにはやはりフォームがとても重要ということに気づかされました。より効果的なトレーニングを行なうためにも、まずはしっかりとしたフォームをおぼえようと思います。