12/3(土)に東京・品川インターシティホールで開催される『ゴールドジムジャパンカップ2022』のエントリー選手が、マッスルゲートHPにて公開された。
コンテストの“登竜門”的イベントとして年々拡大し、今年も日本各地で開催されてきたマッスルゲートの集大成となるジャパンカップ。各大会の上位入賞者はもちろん、日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)の大会の上位入賞者などにも出場資格が与えられており、各競技のトップ選手もエントリーを表明して話題を呼んでいる。
まずボディビルでは、バズーカ岡田(75kg以下級)、五味原領(70kg以下級)、坂本陽斗(75kg超級)ら“日体大組”がエントリー。五味原は、今年の日本クラシックフィジーク選手権で連覇達成ならず、坂本は東京クラス別選手権で優勝したものの、新型コロナウイルス感染などもあり本領発揮ならずと、不完全燃焼となったシーズンの巻き返しを図る。また、11月の世界選手権マスターズ40-44歳70kg以下級3位入賞を果たしたバズーカも「世界選手権のあと、腹を括りました。その理由は後々」と自身のSNSでコメントしている。
坂本の出場する75kg超級には、11月の静岡大会で会場を沸かせた元アメフト選手の阿部ロイも出場予定であり、“登竜門”を遥かに超えたパワフルな争いが予想される。
彼らに加え、65kg以下級では、今年の日本クラス別選手権55kg以下級王者の赤澤範昭も参戦。赤澤と言えば、毎年個性あふれるフリーポーズで会場を沸かせているが、日本選手権ではファイナリスト入りは達成できずに披露できなかったぶん、このジャパンカップでオリジナリティあるステージングを見せてくれるだろう。
また女子では、モデルでトライアスリートの道端カレン(JBBFオールジャパンマスターズ ビキニフィットネス4位)がビキニ35歳以上160㎝超級にエントリー。この階級には、今年の東京選手権で道端と並び、ビキニフィットネス35歳超級女王となった杉本アレクサンドラも登場。高身長の2人が、美しい争いを繰り広げるはずだ。
ジャパンカップは午前10時に始まり、21時終了予定と丸一日をかけた盛大なイベント。上述のボディビルやビキニはもちろん、ドリームモデル、ウーマンズレギンス、ウーマンズレギンスフィットネス、ボディフィットネス、ウーマンズフィジーク、ミックスドペア、メンズタンクトップ、メンズフィジーク、クラシックフィジークの全11競技が開催予定だ。
文・写真/木村雄大