念願のレギンスフィットネス初代女王戴冠。師と共に鍛えたバキバキ腹筋で中村藍が頂点に【ゴールドジムジャパンカップ2022】




12/3(土)、東京・品川インターシティホールにて『ゴールドジムジャパンカップ2022』が開催され、ウーマンズレギンスフィットネス部門にて中村藍が優勝を達成した。

「レギンスが似合う身体」が評価される競技として、マッスルゲートにて昨年2月に初めて開催されて以降、大会を経るごとに出場者は増え続けてきたこのカテゴリー。さらに今年からは、コスチュームは同じながら、より筋量がついた姿が評価される「ウーマンズレギンス“フィットネス”」がスタートした。

中村は、11月の静岡大会で同カテゴリーを制しており、パックリ割れた腹筋は美と強さを示すのに十分。自身のSNSでは「腹筋職人」と名乗っており、その存在感を存分に発揮した見事な優勝であった。

大会後にSNSを更新した中村は、「初代ウーマンズレギンスフィットネス女王になる事ができました!去年2位と悔しい思いをしてから一年、全てはこの日のために毎日頑張ってきました。悔しさを晴らす事が出来て最高に幸せ!!!あの時の2位には意味があったんだと。これでやっと自分から初代レギンスフィットネス女王って名乗ってもいいかな」と投稿。加えて、「最高の結果になったのは間違いなく師匠がいてくれたおかげです。数えきれない程の感謝でいっぱいです」と、共に身体をつくり上げてきた、師匠である杉崎宏哉(オールジャパンマスターズフィットネスチャンピオンシップス2022・40歳以上50歳未満172cm超級4位など)への感謝の気持ちもつづっている。

当日の身体については「自分史上最高の身体」とも語っており、マッスルゲートのみならず、日本ボディビル・フィットネス連盟の競技などでも十分に戦えるボディとも言えるだろう。今後、フィットネス界の注目選手としてさらなる期待がかかる。

文・写真/木村雄大