今年はビキニ一本! 日本一を狙うヨガインストラクターの挑戦




美ボディ&マッチョが集い、熱戦となった2022年のコンテスト。年明けから約1ヵ月が経過し、選手は2023年にどのような思いを抱いているのだろうか。そこでVITUP!編集部が、昨年活躍した選手たちに今年の抱負を聞いた。今回ご登場いただくのは、昨年末のSuper Body Contest FINAL2022で、SBC MONOKINI部門とSBC部門に出場した塚原奈美さん。2部門のCHARMクラス(女子18歳~39歳)で準優勝をはたした彼女は、今年さらなる成長を見据えていた。

新たなステップに行くための1年にしたい

――昨年を振り返ってみていかがですか。

「自分自身がトレーニングを始めた年でもあったので、初めてだらけの1年でした。その中で得られることも大きかったと感じますね。SBC FINALでは2部門で準優勝と優勝にはとどきませんでしたが、結果が出てよかったなと思いました。始めた年に結果を出せたのは、とてもうれしかったです」

――ヨガインストラクターとしての経験も大きかったのでしょうか。

「そうですね。ヨガで学んだ呼吸が役に立ちました。最初、ポージング練習を自分なりにやっていたのですが上手くいかなくて、木下智愛先生(SBCヘッドコーチ兼ディレクター)の元に足を運んだんです。そこで呼吸がしっかりしていないと動きが硬くなり、いいポージングができないと知りました。その学びからヨガの呼吸をポージングに活かすようにすると、納得のいくポージングができるようになりました」

しなやかなポージングを披露した塚原さん。※写真は昨年8月の「SBC×SBBF」のもの

――経験だけではなく、周囲の方々からの教えがあったのですね。

「はい。指導してくださった木下先生、お世話になっている田中裕士トレーナー、職場(株式会社LAVA Internationalホットヨガスタジオ山梨中央店)のみなさんの支えがあり、大会で輝くことができたと思っています」

――ちなみに今年は、どのような目標をお持ちですか。

「またSBCに出場して、王道のSBC部門で日本一を獲ります。去年はモノキニにも出ていたのですが、今年はビキニ一本で行きたいと思っています。自分自身が新たなステップに行くためにも、ビキニに挑戦して昨年より変化した体をつくりたいという思いです。ファイナル2位という結果はうれしい反面、悔しさもあるので、今年は優勝を狙っていきます」

取材・文/森本雄大
写真/木村雄大

【フォトギャラリー】Super Body Contest 2022 FINAL~SBC MONOKINI

キーワードは笑顔。「自分ががんばることで、誰かのがんばる力になりたい」【My Training Life/塚原奈美】