【オフィスにジムをつくろう #2】筋トレ機材の準主役? ベンチを探せ!




VITUP!編集部でスタートしたジムづくり。e9thさんのアドバイスで前回は主役となるオールインワンラックが決定しました。今回は準主役とも言える「ベンチ」選びです。

値段をとるか、機能性をとるか

最も重要なラックを選び終えた森本。しかし、理想のジム空間を実現するためには、ここから先も気を抜けません。

続いては、バーベルやダンベルのトレーニングをはじめ多くの種目に欠かせないベンチ台を選んでいきましょう。

e9thさんのHPを見ると、こちらも種類は豊富です。素人にはわからないポイントもあるかもしれないので、前回に引き続き、小柳社長に選び方のポイントを聞いてみました。

小柳社長「今日はベンチですね。使用頻度が高いので、何を選ぶのかはとても重要ですよ。タイプは大きく分けると2種類。まずは地面と平行に固定されているフラットベンチです。これは“ザ・トレーニングベンチ”と言えるタイプで、安価で購入しやすいのが長所ですが、背もたれの角度が変えられないぶんトレーニングの幅が狭くなってしまうのが難点です」

POWER FLAT BENCH】頑丈な業務用フラットベンチ。移動や保管が容易なホイール付モデルだ。価格27,500円(税込み)

「もう一つは、傾斜が変えられるインクラインベンチです。こちらは少し値段が上がりますが、トレーニングの幅は広がります。弊社の商品の中では、インクライン(傾斜アップ)だけでなくデクライン(傾斜ダウン)にも対応した『アジャスタブルベンチ』や、シートの隙間が完全になくなるように設計された『インクラインベンチ ゼロギャップ』が人気ですよ」

アジャスタブルベンチ】インクライン、デクラインともに可能なベンチ。バックシートは9段階の調節が可能。価格59,400円(税込み)
インクラインベンチ ゼロギャップ】シートがフレームに沿ってスライドし、シートの隙間を完全になくすことができるモデル。価格75,000円(税込み)

森本「なるほど! 編集部にはいろいろな種目をやりたい人が多いので、角度がつけられるのは必須条件だと思います」

小柳社長「ちなみに、腹筋種目に特化した『シットアップベンチ』もあります。それから弊社にはラインナップがないのですが、折りたたみ式で収納ができるタイプも存在しますよ。ホームジムの場合、そうした商品も適しているかもしれませんね」

シットアップベンチ PRO】安定感のある完全業務用のシットアップベンチ。価格86,900円(税込み)

森本「ありがとうございます。VITUP! は撮影でもベンチを使用するので、値段が高くなってもハイクオリティでカッコいいベンチが欲しいです!」

小柳社長「それなら『インクラインベンチ ゼロギャップ』でしょうね。使い心地を追求したモデルでありながら、外観的にもスタイリッシュかと思います」

森本「それにします!」

ベンチは、リビングで言えばソファのようなもの。しっかり選ばなければいけないと、あらためて感じました。自宅などのジム化を検討しているみなさんも、ぜひ参考にしてみてください。

さあ、基本の機材がそろってきました。次はバーベルセットを探していきましょう!

文/森本雄大
企画協力/株式会社e9th