『理想のおじさん像』を求めて。サマスタの”イケオジ”が今年も出陣




身長別のスタイルを競い、夏が一番似合う男性・女性を決める大会であるSUMMER STYLE AWARDが、今年も全国で開催される。3月25日(土)のTHE BEGINNING(埼玉予選)を皮切りに開催される今シーズンも、熱戦が展開されることだろう。

そこで今回、VITUP! 編集部が昨年の決勝大会でクラス優勝をはたした選手たちに取材を実行し、今シーズンへの意気込みを聞いた。今回登場するのは、昨年の決勝大会にてヘラクレス(37歳以上)の4連覇を達成した今野智志さん。40代後半にして圧倒的なボディを披露する今野さんは、今シーズンにどのような思いを抱いているのだろうか?

『かっこいいおじさん』に日々近づいていきたい

――昨年を振り返っての感想からお願いします。

「昨年は決勝大会のヘラクレスで4連覇できたので、連覇への挑戦は一区切りにしようと思っています。今シーズンはプロ戦に目標を絞って取り組みたいですね。どれだけおじさんが若者についていけるかを、楽しみながら挑みたいと思います」

――昨年12月のプロ戦(SUMMER STYLE AWARD JAPAN PRO GRAND PRIX)では3位という結果になりました。今までの成績を振り返るといかがでしたか。

「プロ戦は今まで2位、3位、3位と来ています。入賞はできているものの、若者との成長率の壁をすごく感じますね。ケガに気をつけて競技を楽しみつつ、プロとして食らいついていくことが今年の目標です」

プロ戦でも堂々としたステージを披露した今野さん

――目標を達成するために、どのようなことに臨んでいきたいですか。

「一番は自分と向き合うことを大切にしたいです。自分は専門的な知識があるわけではないですし、バルクアップを目指したくても、食事量に胃がついてこなかったりもします。ただその中でも、食べられる範囲で少しずつ体を成長させたり、モチベーションの維持を大切にしていきたいです。他の人を目標にするというよりは、自分自身が少しでも大きくなれればと思いますね」

――昨日より今日という形で、成長していきたいということですね。

「はい。他人と比較しても上は果てがないので、自分が理想とする体型に向かって取り組んでいきたいと思います。自分は大会初出場が39歳くらいだったので、今年は45歳であんまり経っていないですけど、自分の中で『かっこいいおじさん』という体のビジョンはつねに持っています。大会の結果が第一ではなくて、理想のおじさん像に日々近づいていきたいですね」

――最後に、今シーズンの抱負をお願いします。

「変わらずマイペースでやるようにしたいです。理想のボディを追い求めながら、結果に固執せず。ケガしないようにおじさんなりにがんばりたいと思います」

取材・文/森本雄大
写真/中野皓太

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