身長別のスタイルを競い、夏が一番似合う男性・女性を決める大会であるSUMMER STYLE AWARDが、今年も全国で開催される。3月25日（土）のTHE BEGINNING（埼玉予選）を皮切りに開催される今シーズンも、熱戦が展開されることだろう。
そこで今回、VITUP! 編集部が昨年の決勝大会でクラス優勝をはたした選手たちに取材を実行し、今シーズンへの意気込みを聞いた。今回登場するのは、昨年の決勝大会にてビキニモデル部門ショート（161㎝未満）クラスで初優勝を達成した宇賀神明さん。強い思いで挑んだ昨年を終え、今年はどのような思いでシーズンに臨むのだろうか。
努力が実った1年を経て、目指すはプロの舞台
――昨年は12月の決勝大会にて、ビキニモデル部門ショートクラスで初優勝を達成されました。振り返っていかがでしたか。
「予選の時から『絶対に日本で一番になる』という目標があったので、年始から12月まで優勝だけを目指して取り組んできました。トレーニングや減量、ポージング練習にかなり力を入れてきたので、優勝した時は素直に『報われたな』という感覚がありました」
――2021年にSUMMER STYLE AWARDの関西新人類で初出場・初優勝を達成してから、着実に成績を伸ばしていきました。最初はビューティーフィットネスモデル部門での出場でしたが、今はビキニを主戦場とされていますね。
「ありがとうございます。たしかに最初はビューティーフィットネスモデルに絞っていましたが、大阪予選4位、関西筋肉祭で8位などなかなか成績が上がらない期間がありました。その経験がすごく悔しかったので、自分に合う部門で絶対に優勝すると決めていました。そういった経験があったからこそ、去年もがんばることができたと思います」
――昨年を経て、今年はどのように大会に臨んでいきたいですか。
「今年はもうひとつ上のクラスの『ベティ』に出場します。関西予選で優勝するとプロ契約を結んでもらえるので、プロを目指してがんばりたいと思います。今年はSSAプロになることが目標です」
――そのために、強化していきたい部位やトレーニングはありますか。
「全体的に大きくしないといけないですが、とくに下半身を全力で鍛えます。あとは減量も長い時間をかけて取り組んでいきたいですね。プロになって、プロ戦で活躍できるようにがんばります」
取材・文／森本雄大
写真／中野皓太
