テーマは「自分らしい体」。大きいお尻や太い脚はアピールポイントと思っています【ブラマジ田中(後編)】




SNSで人気を博している筋肉女子・ブラマジ田中さん。はつらつとした現在からは想像がつかないが、トレーニングと出会うまでは虚弱体質で、何事も継続することができなかったという。自信を失いかける中、自分を変えてくれたのがトレーニングとの出会い――。後編では、筋トレを通じたブラマジさんの変化について聞いた。

筋トレを始めて、自分の中に芯ができた

――前回、勤務先のジムのお客様の体にあこがれたと伺いました。目標とする体があるとモチベーションが上がりますよね。

「本当にそうですね。もともとは華奢な体を目指していましたが、私の場合は骨格的に難しかったんです。たどり着けない体を目指すより、しっかり筋トレして健康的な体を目指したほうがいいと思えるようになりました。お尻が大きくていいですし、脚も太くてもいい。自分の目指す体が変わったことで、よかったことがたくさんありました」

 

――トレーニングを通じて健康面も改善されたのでしょうか。

「かなり健康になりました。そもそも以前はちゃんと食事を摂っていなくて、栄養が全然足りていなかったと思います。筋トレを始めると必然的に食べる量が増えますし、運動もするようになって体の弱さが改善されていきました。栄養の知識がついて、健康管理がうまくなったのも大きかったですね。筋トレを始めて人生がいい方向に変わったので、発信を通じて多くの人に広めていきたいです」

――発信には筋トレへの思いも込められていたのですね。その他に筋肉女子として発信するにあたり、ブラマジさんが大切にしていることは?

「『自分らしい体を出していく』ということです。私は脚やお尻がほかの筋肉女子より大きめだと思うので、そこはアピールポイントだと思って投稿しています。今は華奢な自分ではないですが、自信をもって投稿できていますね。自分の特徴的な部位がアピールポイントになっていると思います」

ユニークな発信を続けるブラマジさん。趣味としてコスプレにも取り組んでいる

――健康面のほかに、筋トレに出会って変わったことはありましたか。

「メンタルがすごく強くなったと思います。もともとは周りの目を気にするタイプだったんですけど、筋トレを始めて自信がついて、自分の中に芯ができました。今は周囲の目はまったく気にならないですね。SNSは世界中の人に向けて発信するので、昔だったら発信はやめていたと思います。今の自分だからこそ楽しめている部分が大きいです」

体づくりでも“自分らしさ”を大切に

――今のブラマジさんはありのままの姿で、生き生きしているように見えます。発信からも垣間見えますが、ユーモア豊かな性格なのですね。

「ありがとうございます。今は素の自分が出せているので毎日が楽しいです。以前は友達には素を出せましたけど、他の人や親などには猫を被っていたと思います。みなさんに面白いと思ってもらえるのが一番うれしいです」

――ありのままの自分というのは、精神面だけでなく目指す体型においても大切ですね。

「その通りだと思います。みんな芸能人などを見ているので、華奢な女性あこがれるのはわかります。ただ自分にとっては、華奢な体を目指すことは不健康でした。それに気づけたのがよかったと思いますね。大きい体を目指して筋トレしている女性も、じつは最初は華奢な体にあこがれていた女性が多いんですよ。筋トレを始めてから、だんだん自分らしい体を目指すようになるんです。世の中の女性のみなさんにも、一番は健康的な体を目指してほしいと思います」

――今後、筋肉女子として目指す目標はありますか。

「一番は昔から大好きな、なかやまきんに君さんとコラボすることです。大会に関しては昨年FWJに出場したので、次は去年の自分に勝つことが目標です。人と比べるとネガティブになってしまうこともあると思うので、とにかく去年の自分よりいい体で舞台にあがることを目指しています。今後も筋トレの魅力を伝えていけるように、楽しみながら発信を続けていきたいと思います」


ブラマジ田中
SNSでトレーニング風景・独自企画を発信する筋トレ女子。ユーモア豊かな投稿と、鍛え上げられた肉体で人気を博している。2022年にはFWJでコンテストデビューもはたした。

取材・文/森本雄大
写真提供/ブラマジ田中